2021年9月3日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない状態。一方向へ抜け出す可能性に注意。
ドル/円は値幅の極端に小さい足で終えています。上下の抵抗を抜けきれない状態が続いていますが、値動きの収縮が進んでおり、一方向へ動き出す可能性に注意が必要です。今日は米雇用統計の発表（日本時間午後9：30）を控えて様子見となりそうです。市場予想は失業率：5.2％、非農業部門就業者数：725千人です。 ドル買いは1日様子見か109.70-80で軽く買って、109.40で浅めに撤退です。売りは110.20-30で戻り売り。損切りは110.70で撤退です。 110.60超えで終えた場合は下値リスクが後退、111.10-20の抵抗を上抜けて終えた場合は短期トレンドが変化して一段のドル上昇へ。逆に109.50割れで終えた場合は来週以降一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は110.20-30，110.50-60に、下値抵抗は109.60-70，109.00-10，108.70-80にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動きが継続中。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小陽線を繋げて下値を切り上げる流れを維持しています。131.10-20に強い抵抗がありますが、これをしっかり上抜けて終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。逆に130円台を維持できずに終えた場合は来週以降、129円台の足元を固め直す動きが強まります。買いは130.20-30で押し目買い。損切りは129.60で撤退です。損切りが付かない場合でも130円割れで終えた場合は、買いは一旦撤退して様子見です。売りは様子見か131.10-20で戻り売り。損切りは131.50で撤退です。上値抵抗は130.50-60，131.10-20に、下値抵抗は130.20-30，130.00-10，129.60-70にあります。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。
ユーロ/ドルは続伸。1.1860超えで終えており、日足、週足ともに形状が安定し始めています。1.1800-10近辺の足元がしっかりした感がありますが、1.1910-20にもう一段強い抵抗があり、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1日様子見か1.1830-40の押し目を軽く拾って1.1790で撤退です。売りは1.1880-90で売り向かい。損切りは1.1920で撤退です。これが付いた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻します。
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