【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
目次
▼北米(米国・カナダ)
米中貿易 第1段階の合意履行進展を巡り電話協議
▼欧州(ユーロ圏・英国)
英・EUの将来関係に関する交渉の第3ラウンド
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
豪4月雇用統計 一気に悪化も
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・ロシア・シンガポール)
メキシコ中銀利下げ継続か
北米(米国・カナダ)
重要イベント
5/12◎米4月消費者物価指数
5/12◎ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
5/12◎メスター米クリーブランド連銀総裁、オンラインセミナーに参加
5/13◎米4月生産者物価指数
5/14◎米新規失業保険申請件数
5/15☆米4月小売売上高
5/15◎米5月ニューヨーク連銀製造業景気指数
5/15◎米4月鉱工業生産
5/15◎米5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
日時は決まっていませんが、米中の貿易協議責任者が第1段階の合意履行の進展を巡り週内に電話協議を行う模様で、これが最大の注目イベントになると見られます。
トランプ米大統領は、新型コロナウイルスの感染拡大の責任は中国にあると公言しているだけに、対立が深まらないか懸念されています。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
5/13◎英3月GDP
5/13☆英1-3月期GDP・速報値
5/13◎英3月鉱工業生産指数
5/13◎英3月貿易収支
5/13◎ユーロ圏3月鉱工業生産
5/14◎ベイリーBOE総裁、講演
5/15☆独1-3月期GDP・速報値
5/15◎ユーロ圏3月貿易収支
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
こちらも日時は明確ではありませんが、英国と欧州連合(EU)の将来関係に関する交渉の第3ラウンドが週内に数日間かけて行われる予定です。
ジョンソン英首相が目指す6月末までの決着に向けて進展が見られるか要注目です。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
5/11◎日銀金融政策決定会合における主な意見
5/12◎中国4月生産者物価指数
5/12◎中国4月消費者物価指数
5/13◎日本3月国際収支・貿易収支
5/13☆RBNZ政策金利発表
5/14☆豪4月雇用統計
5/15☆中国4月小売売上高
5/15☆中国4月鉱工業生産
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
豪4月雇用統計は、3月が想定外に良好だっただけに、一気に悪化するのではないかと見られています。
「コロナ・ショック」からの立ち直りは、比較的被害が小さかった豪州やNZなどのオセアニアが一歩リード、との見方もあるだけに、豪雇用統計やNZ中銀(RBNZ)の政策金利発表に注目です。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・ロシア・シンガポール)
重要イベント
5/11◎トルコ2月失業率
5/12◎メキシコ3月鉱工業生産
5/13◎トルコ3月経常収支
5/14◎トルコ3月鉱工業生産
5/14☆メキシコ中銀政策金利発表
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
メキシコ中銀は利下げを継続すると見られています。
足元で原油安が一服したとはいえ、新興国からの資金流出懸念がくすぶる中での利下げには一抹の不安が残ります。