
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年9月2日 19時30分
【9/3(水)】:豪2QGDP、米JOLTS求人件数ほか
・10:30 オーストラリア 2Q GDP(季調済/前期比)
【前回】0.2% 【市場予想】0.5%
ポイント:
1-3月期は前期比0.2%と、昨年10-12月期の0.6%から伸びが鈍化しました。市場予想の0.4%にも届かず、公共需要と輸出が成長の足かせとなりました。
4-6月期は、雇用の底堅さや消費の緩やかな拡大により、前期から成長が回復し、RBAの見通しである前年比1.6%まで回復すると見られています。
ただし、民間設備投資の伸びが限定的だった点から、成長ペースには限りがある可能性もあります。
FX視点:
RBAが8月に示した前年比1.6%を上回れば、9月理事会に対するハト派的な見方が後退し、豪ドルを押し上げる可能性があります。
一方で、RBAの見通しを下回れば、追加利下げ期待から豪ドルの上値が抑えられる展開も考えられます。
・23:00 アメリカ 7月JOLT求人
【前回】743.7万件 【市場予想】737.3万件
ポイント:
6月の求人件数は743.7万件と、5月の771.2万件から鈍化したほか、採用率も3.3%(5月:3.4%)へ低下しており、職探しが難しくなっています。
7月は前月からのリバウンドを期待する向きもありますが、求人検索エンジン「インディード」が示す指数は鈍化しており、労働市場の緩みは続きそうです。
FX視点:
雇用情勢に対する不安が高まれば、FRBの利下げ幅拡大への期待からドルが下押す一方で、予想を上回る結果となれば、米国の利下げペースは緩やかとの見方から、ドルが小幅に買い戻される可能性があります。

※Bloombergのデータを基に作成
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