午前の為替予想は… FRBの利下げ時期を巡り米経済指標に注目
作成日時 :2025年6月26日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉
ドル円予想レンジ
144.500-146.100円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。東京時間には田村日銀審議委員の発言を受けて144.61円前後まで下落したが、その後は米長期金利の上昇などを支えに146円手前まで反発した。ただ、予想を下回る米住宅関連指標の結果などを受けて米長期金利が低下に転じたため145円台前半まで押し戻された。
市場の関心は米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げの時期に移っている。昨日の米5月住宅販売件数は7カ月ぶりの低水準で、住宅在庫は2007年以来の水準まで増加していた。高止まりする金利が主な要因だ。本日は米1-3月期国内総生産(GDP)・確報値が発表される。米経済の7割を占める個人消費が改定値から修正されているかに注目したい。また、その他にも米5月耐久財受注や新規失業保険申請件数なども発表される。これらの結果によってFRBの7月利下げへの期待が高まれば、ドル売りが優勢となりそうだ。
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中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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