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ドル円午前の為替予想、一転152円台へ下落 日米金融政策発表でさらに激しい値動きも! 2024/7/31


午前の為替予想は… 一転152円台へ下落 日米金融政策発表でさらに激しい値動きも

作成日時 :2024年7月31日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

151.500-154.500円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は一転して下落。一時は155.22円前後に上昇していたが、日銀が追加利上げを検討するとの観測報道が相次ぐと152.68円前後まで下落した。東京市場では日銀が利上げを見送るとの観測から長期金利が低下する中で円売りに傾いていただけに、その反動が強く出たと見られる。なお、複数の国内メディアが、日銀は政策金利を0.25%程度へ引き上げる案を議論すると報じており、本日の金融政策決定会合で国債買い入れの減額と追加利上げが同時に決まる公算が大きくなった。もっとも、報道が先行したことで、市場はこれらを相当程度織り込んだと見られることから、日銀の決定が「セル・ザ・ファクト」を誘う可能性もある。円相場は、日銀の政策発表や植田総裁の会見を受けて乱高下しそうだ。本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)も行われており、NYタイム終盤にはその結果が発表される。政策金利は5.25-5.50%に据え置かれる公算で、次回9月の利下げ開始を示唆するかが焦点となる。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は今月15日の議会証言で「特定の会合についてシグナルを送るつもりはない」として利下げの開始時期について言質を与えなかった。本日の記者会見でも同様の姿勢を示すと見ており、この記者会見を含めてドルの値動きも激しくなる可能性が高そうだ。日米両国の金融政策イベントを消化したドル/円がどの水準で7月の取引を終えるのかは、かなりの不透明感があると言わざるを得ないだろう。

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。