【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 研究員 宇栄原宗平
目次
▼北米(米国・カナダ)
FRB、早くて5月利下げ開始の可能性も
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
豪雇用情勢の悪化だと利下げ観測につながる?
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
トルコ中銀、新総裁就任
北米(米国・カナダ)
重要イベント
2/12◎バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
2/13☆米1月消費者物価指数
2/14◎グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
2/14◎バーFRB副議長講演
2/15◎米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数
2/15☆米1月小売売上高
2/15☆米新規失業保険申請件数
2/15◎米1月鉱工業生産
2/15◎ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
2/16☆米1月生産者物価指数
2/16◎米1月住宅着工件数
2/16◎米2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
2/16◎デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
米金利先物市場では3月利下げ織り込みが2割弱まで低下し、利下げ開始は早くて5月と見られています。米労働市場の底堅さが続く中で、物価と消費の動向を把握するために13日の米1月消費者物価指数や15日の米1月小売売上高に注目が集まります。その結果が市場の利下げ観測を左右することになりそうです。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
2/12☆ベイリーBOE総裁講演
2/13☆英1月雇用統計
2/13☆独2月ZEW景況感調査
2/13◎ユーロ圏2月ZEW景況感調査
2/14☆英1月消費者物価指数
2/14◎ユーロ圏10-12月期GDP・改定値
2/14◎ユーロ圏12月鉱工業生産
2/15◎英12月GDP
2/15☆英10-12月期GDP・速報値
2/15◎英12月鉱工業生産
2/16◎英1月小売売上高
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
14日には英1月消費者物価指数(CPI)が発表されます。12月CPIが前回から伸びが加速したこともあり、2カ月連続で加速するか関心が集まります。また12日のベイリー英中銀(BOE)総裁や13日の英1月雇用統計にも注目です。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
2/15☆日本10-12月期GDP・速報値
2/15☆豪1月雇用統計
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
15日に豪1月雇用統計が発表されます。雇用情勢の悪化は豪中銀(RBA)の早期利下げ観測につながりやすい地合いだけに、結果に注目しましょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
2/12◎トルコ12月失業率
2/14◎南ア12月小売売上高
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコ中銀のエルカン(前)総裁が退任し新総裁としてカラハン氏が新総裁に就任しました。カラハン総裁は現状の金利水準を維持すると表明しています。今後の金融政策を巡りトルコ中銀に関する続報に注目です。
新興国のイベント
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。