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ドル円午前の為替予想、米債務上限問題巡る不透明感から上値が重い 2023/5/22


午前の為替予想は… ドル/円、米利上げ停止観測で上値の重い展開 債務上限問題巡る不透明感も重し

作成日時 :2023年5月22日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

136.800-138.300円

前日の振り返りとドル円予想

19日のドル/円は、NY市場でドル売りが強まると137円台へと反落。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「金利をそれほど引き上げる必要はないかもしれない」と発言したことを受けて6月の利上げ停止観測が高まった。米債務上限問題を巡るホワイトハウスと共和党の協議が一時中断したと伝わったことも重しとなり137.42円前後まで下落した。終値は前日比0.5%安の137.97円前後だった。
パウエルFRB議長のハト派発言を受けて、米金利先物市場では6月の25bp(0.25%)ポイント利上げの織り込みが17%程度まで低下。前日には36%程度まで上昇していた。
米債務上限交渉の一時停止については、与野党の駆け引きが続く中、前日にはマッカーシー下院議長(共和党)が楽観的な見方を示していただけに市場心理を悪化させた。とはいえ、市場には債務上限引き上げで合意できないまま米国が債務不履行(デフォルト)に陥るとの観測はまだほとんどない。あくまでも与野党の「チキンレース」であり、最終的には引き上げに合意せざるを得ないとの見方が強い中、本日行われるバイデン大統領とマッカーシー下院議長の会談にも市場の注目が集まりそうだ。本日のドル/円は、FRBの利上げ停止観測と米債務上限問題を巡る不透明感で上値の重い展開が予想される。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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