オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
目次
- ▼今日の豪ドル トレードシナリオ
- 昨日から現在までの相場
- 今日のメインシナリオは
- この先の個別相場変動
- 豪ドル/円 最新チャート分析
- 今後の注目経済指標・イベント
- 「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果
今日の豪ドル トレードシナリオ
昨日から現在までの相場
・WTI原油価格は続伸。イラク北部からの原油輸出が依然として停止していることが引き続き材料視された。また、米国の経済指標が予想を下振れたことで、米金融引き締めによる米景気後退懸念が和らいだことも原油買いの要因となった。終値は前日比+1.30ドルの1バレル=75.67ドル(3月31日)。
・3月29日に発表された、豪2月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+6.8%となり、前月(+7.4%)からインフレは鈍化した。
・豪2月雇用統計は、雇用者数は市場予想(5万人増)を上回る6.46万人の増加となったほか、前月分も上方修正された。失業率は3.5%、労働参加率は66.6%とともに前月から改善した(3月16日)。
・3月7日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を3.60%とした。声明は前月から比べるとタカ派度合いが弱まった。
今日のメインシナリオは
製造業の景況感が資源国通貨の豪ドル相場を左右する!
本日は中国の3月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。3月31日に発表された、中国国家統計局が集計する製造業PMIは51.9と前月(52.6)から小幅の悪化となった。3月財新製造業PMIの市場予想は51.4と前月(51.6)からは悪化が予想されている。市場予想に反して前月から改善していれば、豪ドルにとって支援材料となりそうだ。
その他では、本日は欧米の製造業PMIや米3月ISM製造業景況指数といった景況感に関する経済指標が発表される。これらの指標の良し悪しには、資源国通貨である豪ドルは素直に反応しそうだ。
最後に、週末の間(4月2日)に石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の主要産油国で構成されるOPECプラスが、5月からの生産量を日量約110万バレル減産すると発表した。この影響で原油価格は前週末終値から7%超上昇している(執筆時)。原油価格の上昇が資源国通貨である豪ドルの下値を支えることになりそうだ。
この先の個別相場変動
■欧米の製造業PMIなどが堅調な結果となる
⇒製造業が堅調
⇒資源需要が高まる
⇒豪ドルは資源国通貨
⇒豪ドルは買われる
豪ドル円 最新チャート分析
今後の注目経済指標・イベント
中国の経済指標結果
世界的な株価動向
原油価格動向
「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは曇り空に太陽が覗く。7時に豪ドル/円のボリンジャーバンドで買いシグナルが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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