指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
135.000円挟んで投資家の視線が逆転、ドル/円は134円後半で振幅
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は134円後半を中心に振幅。利食い売りに押されて、一時134.550円まで低下した。ただ、田村日銀審議委員が「現時点で、金融緩和継続が妥当」、「金融政策の先行きの枠組み論じるのは尚早」と述べると、政策修正に対する安堵感からドル/円は135.000円手前まで持ち直した。
134.950円～135.350円には断続的に売りオーダーが並んでいる一方、135.000円、135.100円、135.200円、135.300円と10銭ごとにストップの買いが観測できる。かたや、134.350円～134.800円には押し目を拾いたい投資家の買いが並んでいるほか、本日の安値付近の134.450円にはストップ売りが確認できる。135.000円を挟んで、投資家の志向は逆転しているようだ。
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