シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショートやや減少
ドル/円
IMMポジション ドル/円

ポイント
【円ネットショートやや減少】
1月24日時点で円のポジションは、ドルに対して2.2万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング・ショートともに小幅に取り崩された結果、ネットショートは前週から0.1万枚減少。
期間中のドル/円相場は、米1月製造業PMIの結果を受け一時131円台へと上昇したが伸び悩んだ。
ドル安・円高の流れが一服したことで、投機筋は様子見姿勢を強めたようだ。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント
【ユーロネットロング増加】
1月24日時点でユーロのポジションは、ドルに対して13.4万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングの積み増し度合いが大きかったことから、ネットロングは前週から0.7万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場はユーロ圏の要人発言などから1.0926ドル前後まで上昇する場面があった。
欧州中銀(ECB)の追加利上げ期待を背景に、ユーロ相場の上昇を見込む強気派が再び増えて来ているようだ。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル

ポイント
【ポンドネットショートやや減少】
1月24日時点でポンドのポジションは、ドルに対して2.4万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング・ショートともに取り崩された結果、ネットショートは前週から0.1万枚減少。
期間中のポンド/ドル相場は、約7カ月ぶりの高値となる1.2448ドル前後まで上昇。
買い手の利益確定売りを上回る規模で、売り手から損失覚悟の買戻しが入った可能性がある。
↓↓↓IMMポジションのソースはこちら
IMMポジション
「為替チャート|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら
「高機能チャート(テクニカル分析)|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら
「為替チャート|ユーロ/ドル(EURUSD)|60分足」はこちら
「高機能チャート(テクニカル分析)|ユーロ/ドル(EURUSD)|60分足」はこちら
「為替チャート|ポンド/ドル(GBPUSD)|60分足」はこちら
「高機能チャート(テクニカル分析)|ポンド/ドル(GBPUSD)|60分足」はこちら
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
