FX週間テクニカル分析 2022/05/02〜05/06の見通し米ドル円は130円台突入。雇用統計が市場予想を上回ればさらなる上昇を予想

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USD/JPY

USD/JPY 週足の見通し：ロシア・ウクライナ情勢の長期化懸念、資源価格高騰を背景に米ドルは買われやすい状況が継続。雇用統計が良ければさらなる上昇を期待。予想レンジは124.830〜134.920

・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定。ドル高トレンド加速
・先週のドル円週足はウクライナ・ロシア情勢や資源高を背景に米ドルが買われ、黒田日銀総裁による緩和継続の発言により円安が進む
・今週もドル高円安継続を予想。雇用統計の市場予想よりもよければさらなる上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は5.044
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）124.830〜134.920

USD/JPY 日足の見通し：＋1σラインをサポートにバンドウォークして上昇

・先週のドル円日足は＋1σラインをサポートにバンドウォーク
・今週も上昇継続を予想

USD/JPY サマリー

・ロシア・ウクライナ情勢の長期化懸念、資源価格高騰を背景に米ドルは買われやすい状況が継続。雇用統計が良ければさらなる上昇を期待。予想レンジは124.830〜134.920

EUR/USD

EUR/USD 週足の見通し：ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロ安トレンドは継続。予想レンジは1.0296〜1.0797

・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドが継続
・先週のユーロドル週足は2020年3月の安値の水準をデッドクロス
・今週もドル高ユーロ安継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.02503
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）1.02960〜1.07970

EUR/USD 日足の見通し：−2σラインをデッドクロス。売りサイン点灯

・先週のユーロドル日足は-2σラインをデッドクロス
・今週も売り継続を予想

EUR/USD サマリー

・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロ安トレンドは継続。予想レンジは1.0296〜1.0797

EUR/JPY

EUR/JPY 週足の見通し：ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況だが円安の勢いが強いか。予想レンジは133.690〜140.290

・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足は＋2σラインから下落するもその後反発
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は3.3
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）133.690〜140.290

EUR/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をサポートに反発

・先週のユーロ円日足は短期移動平均線を一度下抜けするもその後ゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想

EUR/JPY サマリー

・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況だが円安の勢いが強いか。予想レンジは133.690〜140.290

AUD/JPY

AUD/JPY 週足の見通し：中国の景気減速懸念を背景に続落するも今週は反発を予想。予想レンジは87.170〜96.240

・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は中国の景気減速懸念を背景に続落
・下落圧力は弱まっており、今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.538
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）87.170〜96.240

AUD/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をサポートに上昇を予想

・先週の豪ドル円日足は短期移動平均線の水準で上下
・今週は移動平均線をサポートに上昇を予想

AUD/JPY サマリー

・中国の景気減速懸念を背景に続落するも今週は反発を予想。予想レンジは87.170〜96.240

GBP/JPY

GBP/JPY 週足の見通し：利上げ局面に入ったイギリスのポンドは上昇トレンド継続を予想。予想レンジは158.870〜167.810

・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ（変動幅）が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は一度下落するも短期移動平均線で反発
・今週は上昇か
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.467
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）158.870〜167.810

GBP/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯

・先週のポンド円日足は一度短期移動平均線を下抜けしたもののその後ゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想

GBP/JPY サマリー

・利上げ局面に入ったイギリスのポンドは上昇トレンド継続を予想。予想レンジは158.870〜167.810

ZAR/JPY

ZAR/JPY 週足の見通し：中国の景気減速懸念を背景に続落するも今週は反発を予想。予想レンジは7.730〜8.690

・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・先週の南アランド円週足は中国の景気減速懸念が広がり続落
・短期移動平均線の水準で反発しており、今週の南アランド円は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.479
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.730〜8.690

ZAR/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をサポートに上昇を予想

・先週の南アランド円日足は中期移動平均線の水準まで下がったもののその後反発
・今週は上昇を予想

ZAR/JPY サマリー

・中国の景気減速懸念を背景に続落するも今週は反発を予想。予想レンジは7.730〜8.690

TRY/JPY

TRY/JPY 週足の見通し：米ドルに対する円安が進みトルコリラ円も上昇。短期移動平均線をサポートに堅調に推移。予想レンジは7.690〜9.780

・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は、米ドルに対する円安がすすみ上昇
・今週も短期移動平均線をサポートに堅調に推移
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は1.045
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.690〜9.780

TRY/JPY 日足の見通し：中期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯

・先週のトルコリラ円日足は中期移動平均線をゴールデンクロス
・今週も買い継続を予想

TRY/JPY サマリー

・米ドルに対する円安が進みトルコリラ円も上昇。短期移動平均線をサポートに堅調に推移。予想レンジは7.690〜9.780

MXN/JPY

MXN/JPY 週足の見通し：緩和縮小のメキシコ、緩和継続の日本を背景にメキシコペソ円は上昇継続を予想。予想レンジは6.020〜6.680

・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が算出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は堅調な経済を背景に順調に上昇
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.33
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）6.020〜6.680