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ドル/円:ドル強気を維持。129円割れで終えれば下値リスクが点灯、127円割れで終えた場合は短期トレンドが変化。131.00超えで終えれば一段の上昇へ。

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ドル/円:ドル強気を維持。129円割れで終えれば下値リスクが点灯、127円割れで終えた場合は短期トレンドが変化。131.00超えで終えれば一段の上昇へ。

直近の日足は高値圏から陰線が出ており、単体では下値リスクがやや高いものですが、前日に大陽線が出ており、調整下げの範囲内に留まっている。また、下値を切り上げる流れにも変化が認められず、日足の形状も悪化していない。短期トレンドは強い状態を保っているが、129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、127円割れで終えた場合は短期トレンドが変化してドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。但し、この場合でも124~125円ゾーンに強い抵抗が控えており、調整下げに留まるなら押しが浅い場合はこの辺りまでの下げに留まる可能性も高い。一方上値は、130.80-90にやや強い抵抗が出来ているが131.10-20の抵抗をクリアするか、131.00超えで終えた場合は一段のドル上昇に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は130.80-90,131.10-20,132.50-60,133.00-10に、下値抵抗は129.30-40,128.50-60,127.00-10,126.40-50にある。21日、120日、200日移動平均線は126.41,117.44,114.98に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。 一方週足は、8手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げる流れを変えていない。強い上昇トレンドを維持しているが、直近の陽線の上下にやや長いヒゲがあり、上下の抵抗にぶつかった形で終えている。このため上下のヒゲ(高値131.25,安値127.03)部分をどちらか抜けて越週した方向へ動き易くなっているが、新たな上昇トレンド入りして、既に8週が経過しており、日柄から見れば上値トライの流れが一旦終了してもおかしくない。但し、週足の形状が全く崩れていないことから、トレンドの変化を確認するまでは突っ込み売りにも注意する必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は131.20-30,132.50-60,133.10-20に、下値抵抗は129.00-10,126.20-30,124.60-70にある。31週、62週移動平均線は116.57と113.07に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 月足を見ると、4月足は3月と同様に、寄付き安値の大陽線で越月しており、強い上昇エネルギーが働いた状態にあることを示している。トレンドは全く崩れておらず、一つ前の3月足が新たな上昇トレンド入りを宣言した形となっているが、3-4月の2ヵ月間で約16円もの上昇を見ており、スピード調整に入ってもおかしくない。但し、調整下げに入った場合でも、124.00~124.50ゾーンに月足ベースで見た強い下値抵抗が控えており、調整下げに留まるならこれを大きく割りこまない可能性も高い。月足から見ても、121円割れで越月しない限り、下値余地も拡がり難い状態と見て取れる。また、月足の上値抵抗が133.00~133.50にあるが、上抜けて越月した場合は135円超えトライの動きが強まり易くなる。4月足の上値抵抗は131.00~131.50,133.00~133.50,135.00~135.50に、下値抵抗は124.50~125.00,124.00~124.50,121.50~122.00にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は109.96と110.19に位置しており、長期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 今週の戦略は、ドル買いは129.30-40で押し目買い。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す128.90で浅めに一旦撤退としたい。トレンドが強い状態を保っているので、ドル売りは様子見か131.30に損切りを置くなら130.80-90まで引きつけて軽く試し売り程度に。 上値は、130.00-10,130.40-50,130.70-80,131.10-20に抵抗があるが、全てクリアした場合は、131.70-80,132.30-40,132.50-60,133.00-10にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。133.00-10超えに週足、月足ベースで見た強い抵抗が控えており続伸した場合でもこれには一旦ぶつかる可能性も高いと見られる。下値は129.30-40,129.00-10やや強い抵抗があるが、下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、さらに128.60-70,128.10-20,127.70-80,127.30-40,127.00-10の抵抗を全て切り崩して127円割れで終えた場合は、短期トレンドが変化して124~125円ゾーンの足元を固め直す動きへ。

ドル/円【日足】期間:2021/08/26~2022/04/29(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

ドル/円【週足】期間:2019/03/15~2022/04/29(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:反発余地を探る動き。下値リスクにも注意。139.50超えで終えれば一段の上昇へ。136円割れで下値リスクが点灯、134.50割れを見たらさらなる下落リスクに注意。

直近の日足は実体が小さい陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えている。前日と同様に138円台乗せトライに失敗しており、138.00超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い。また、値動きの中で136円割れを見た場合は、“ニュートラル”な状態に変化、135.60-70の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、134.90-00の抵抗を守り切れずに終えるか、134.50割れを見た場合は、短期トレンドが変化して、下落余地がさらに拡がり易くなる。逆に139.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えた場合は、“ユーロ強気”の流れに戻して、一段の上昇に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は138.00-10,139.50-60,141.00-10に、下値抵抗は136.00-10,135.60-70,134.90-00,134.50-60にある。21日、120日、200日移動平均線は、136.51,131.09,130.73に位置しており、短期トレンドをサポートしている。 一方週足を見ると、前週足から上寄りのスタートとなったが、上値トライに失敗して値幅の大きい陰線引けとなった。値幅も大きく下値リスクが高いものだが、実体と同じくらいの下ヒゲがあり、下値トライにも失敗した格好となったことから、上値トライの可能性を残しており、突っ込み売りにも注意する必要がある。136円割れで越週するか、日足が134.90以下で終えた場合は下値リスクが高くなるので下値リスクに要警戒。逆に、139.20超えで越週するか、日足が139.60超えで終えた場合は一段のユーロ上昇へ。今週の週足ベースで見た上値抵抗は138.80~139.20,140.60-70,142.00-10に、下値抵抗は135.30-40,134.70-80,133.00-10にある。31週、62週移動平均線は131.05と130.83に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりない。 月足を見ると、2ヵ月連続陽線引けとなったが、4月足は上ヒゲがやや長く実体の小さい陽線となり、上値トライに失敗して押し戻された形となっている。上昇余力に欠けるものだが、3月足が新たな上昇トレンド入りした状態にあることから、3月足の実体(月初寄付き129.06)を下抜けて越月しない限り、中期トレンドは変化せず、下値余地も限られたものとなり易い。4月足の上値抵抗は141.00~141.50,142.50~143.00に、下値抵抗は132.00~132.50,129.00~129.50にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は126.42と126.87に位置しており、長期トレンドも“ユーロ強気”の流れを変えていない。 今週の戦略は、ユーロ買いは136.30-40で押し目買い。損切りは下値リスクがやや高くなる135.90で浅めに一旦撤退。ユーロ売りは短期トレンドの変化を確認するまで様子見か139.50-60まで引きつけて。損切りは139.90で浅めに撤退。 上値は、137.40-50,137.80-90にやや強い抵抗が出来ているが、138.00超えで終えれば、138.40-50,139.00-10,139.50-60にある強い抵抗を再度トライする動きへ。139.50-60,139.80-90に一段と強い抵抗があるが、全てクリアするか139.60超えで終えた場合は、上値余地がさらに拡がり易くなり、140.50-60,141.00-10,141.70-80,142.00-10の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、136.30-40,136.00-10に抵抗があるが、136.00割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが点灯、さらに135.60-70,134.90-00,134.50-60の抵抗を全て下抜けた場合は、日足、週足ともに形状が一段と悪化して下落余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ強い状態にあり、129円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/10/12~2022/04/29(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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