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FX/為替「ドル/円、123円台窺う 日銀総裁発言に注目」 外為トゥデイ 2022年4月5日号

外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年4月5日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼4日(月)の為替相場
(1):EU ロシアへの追加制裁へ
(2):ウクライナ情勢を巡る懸念 NY原油上昇

▼4日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:底堅い展開続く/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

4日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20220405091213p:plain期間:4日(月)午前7時00分~5日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):EU ロシアへの追加制裁へ

ウクライナの首都近郊で民間人とされる多数の遺体の画像が公開された問題で、欧州連合(EU)は「残虐行為の責任はロシアにある」とする声明を発表。ロシアへの追加制裁に早急に取り組む考えも示した。対ロシア制裁の強化はユーロ圏経済の重しにもなるとの見方からユーロが軟化した。

(2):ウクライナ情勢を巡る懸念 NY原油上昇

ウクライナ情勢を巡る懸念からNY原油(WTI)が1バレル=103ドル台へ上昇。弱含みで始まった米国株が持ち直した事もあって豪ドル買い・円売りが優勢となった。対ドルや対ポンドでも円売りが優勢となったが、ユーロに対しては円売りが進まなかった。なお、その後バイデン米大統領は、プーチン大統領は「戦争犯罪人」だとし、追加制裁を科す考えを示した。一方、ロシアは、ウクライナで民間人を殺害したとの疑惑について「断固否定する」と表明した。

4日(月)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:底堅い展開続く

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%の小幅高。新規の手掛かり材料を欠く中、取引レンジは122.26~122.95円前後だった。ウクライナ情勢を巡る懸念から原油価格が上昇したほか、米2年債利回りが10年債利回りを上回る「逆イールド」も継続。先行き不透明感がくすぶる一方で、株価は世界的に底堅く推移しており、市場心理は悲観にも楽観にも傾かなかった。

本日は、黒田日銀総裁が衆院・財政金融委員会で「通貨および金融の調節に関する報告書(半期報告)」について説明する。大規模金融緩和を維持する必要性を強調するとともに、改めて円安は日本経済にとってプラスとの考えを示す公算が大きい。海外主要中銀との金融政策の方向性の違いが意識されれば円安が進みやすくなりそうだ。ドル/円は底堅い展開が続くと見られ、123円台を回復して続伸する可能性もあるだろう。

注目の経済指標

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注目のイベント

f:id:gaitamesk:20220405082851p:plain※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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