2022年4月5日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は小幅続伸となりました。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、121.10~121.30ゾーンに日足、週足の下値抵抗があり、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。 日足が123.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、124.00超えで終えた場合は強気の流れに戻して124.60~125.10ゾーンの抵抗を再度トライする動きへ。逆に121円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、120.60以下で終えた場合は調整下げの範囲内に留まらず、下値余地がさらに拡がる可能性が高くなります。 ドル買いは1日様子見か、121.70-80の押し目待ちとします。損切りは121.30か深い場合は120.90に置く必要があります。売りは123.10-20で戻り売り。損切りは123.60で撤退です。 日足の上値抵抗は123.10-20,123.50-60,124.00-10に、下値抵抗は122.00-10,121.70-80,121.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開。続落に注意。
ユーロ/円は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに反落しています。134.50-60の下値抵抗を守っていますが、調整下げ局面にあるので、一段の下落リスクにより警戒が必要です。一方で週足の下値抵抗が132.50-60に位置しており、これを割り込んで越週しない限り、下値余地も拡がり難いでしょう。買いは様子見か133.00-10まで引き付けて。損切りは132.40で撤退です。売りは135.40-50の戻り待ちとします。損切りは136.10で一旦撤退です。上値抵抗は135.40-50,135.80-90,136.40-50に、下値抵抗は134.50-60,134.00-10,133.30-40,133.00-10にあります。137.00超えで終えるまでは調整下げ終了と認められません。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは3手連続陰線引けとなり、1.1000近辺の抵抗を守り切れずに終えています。1.0950-60の抵抗を守っていますが、日足の形状が悪化しており、急反発にも繋がり難いと見られます。買いは1.0950-60で押し目買い。損切りは1.0920で浅めに撤退です。売りは1.1020-30で戻り売り。損切りは1.1060で撤退です。上値抵抗は1.1020-30,1.1080-90に、下値抵抗は1.0950-60,1.0900-10にあります。1.0950を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して1.0900-10の抵抗の強さを再度確認する動きへ。
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