▼USD/JPY ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念に対する有事のドル買い、世界的なインフレに対する利上げ期待の高まりでドル高へ。予想レンジは119.920〜124.260
▼EUR/USD ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況。予想レンジは1.0783〜1.1188
▼EUR/JPY ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念が残るものの、ECB関係者の年内利上げの可能性についての発言もあって上昇。予想レンジは132.210〜136.010
▼AUD/JPY 雇用や経済が堅調に回復するオーストラリアに対して、日本は金融緩和政策を継続するためAUD/JPYは豪ドル高円安に急伸。予想レンジは89.120〜94.400
▼GBP/JPY 利上げ局面に入ったイギリスに対して日本は金融緩和を継続するためGBP/JPYはポンド高円安へ。予想レンジは158.220〜163.680
▼ZAR/JPY 良好な経済指標や米ドルに対する円安進行、資源価格の高騰を背景にZAR/JPYは+2σラインをゴールデンクロス。予想レンジは8.080〜8.700
▼TRY/JPY 米ドルに対する円安が進んだ影響でTRY/JPYも上昇。ただし下落トレンドは継続か。予想レンジは6.490〜9.950
▼MXN/JPY 利上げをするメキシコに対して日本は金融緩和を継続するためMXN/JPYは上昇。予想レンジは5.920〜6.280
USD/JPY
USD/JPY 週足の見通し:ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念に対する有事のドル買い、世界的なインフレに対する利上げ期待の高まりでドル高へ。予想レンジは119.920〜124.260
・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2016年12月の高値から引ける下降トレンドラインが長くレジスタンスラインだったものの2021年6月にブレイク
・先週のドル円週足は世界的なインフレに対する利上げ期待の高まりでドル高へ。また日銀関係者による円安容認発言も後押しに
・今週も基本はドル高円安トレンドの継続。米雇用統計の結果が良好であればさらなるドル高か
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は2.17
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))119.920〜124.260
USD/JPY 日足の見通し:+2σラインに沿って上昇。今週もドル高継続を予想
・先週のドル円日足は+2σラインに沿って上昇継続
・今週は米雇用統計を前に方向感の出にくい可能性もあるが基本はドル高トレンド
USD/JPY サマリー
・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念に対する有事のドル買い、世界的なインフレに対する利上げ期待の高まりでドル高へ。予想レンジは119.920〜124.260
EUR/USD
EUR/USD 週足の見通し:ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況。予想レンジは1.0783〜1.1188
・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドが継続
・先週のユーロドル週足はロシア・ウクライナ情勢を背景にユーロは買われにくい状況
・今週は米雇用統計の結果が良好であればさらなるドル高を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.02029
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))1.07830〜1.11880
EUR/USD 日足の見通し:3本の移動平均線は弱気相場継続を示唆。下落を予想
・先週のユーロドル日足は短期移動平均線に上値を抑えられる形で続落
・今週も下落継続を予想
EUR/USD サマリー
・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念でユーロは買われにくい状況。予想レンジは1.0783〜1.1188
EUR/JPY
EUR/JPY 週足の見通し:ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念が残るものの、ECB関係者の年内利上げの可能性についての発言もあって上昇。予想レンジは132.210〜136.010
・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足はロシア・ウクライナ情勢悪化懸念が残るものの円が対ドルで値下がりし、上昇
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は1.898
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))132.210〜136.010
EUR/JPY 日足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・先週のユーロ円日足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想
EUR/JPY サマリー
・ロシア・ウクライナ情勢悪化懸念が残るものの、ECB関係者の年内利上げの可能性についての発言もあって上昇。予想レンジは132.210〜136.010
AUD/JPY
AUD/JPY 週足の見通し:雇用や経済が堅調に回復するオーストラリアに対して、日本は金融緩和政策を継続するためAUD/JPYは豪ドル高円安に急伸。予想レンジは89.120〜94.400
・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は円が対ドルに対して値下がりし、+2σラインをゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は2.641
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))89.120〜94.400
AUD/JPY 日足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・先週の豪ドル円日足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想
AUD/JPY サマリー
・雇用や経済が堅調に回復するオーストラリアに対して、日本は金融緩和政策を継続するためAUD/JPYは豪ドル高円安に急伸。予想レンジは89.120〜94.400
GBP/JPY
GBP/JPY 週足の見通し:利上げ局面に入ったイギリスに対して日本は金融緩和を継続するためGBP/JPYはポンド高円安へ。予想レンジは158.220〜163.680
・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ(変動幅)が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は対ドルで円安が急伸した影響で上昇し、+2σラインをゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は2.732
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))158.220〜163.680
GBP/JPY 日足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・先週のポンド円日足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想
GBP/JPY サマリー
・利上げ局面に入ったイギリスに対して日本は金融緩和を継続するためGBP/JPYはポンド高円安へ。予想レンジは158.220〜163.680
ZAR/JPY
ZAR/JPY 週足の見通し:良好な経済指標や米ドルに対する円安進行、資源価格の高騰を背景にZAR/JPYは+2σラインをゴールデンクロス。予想レンジは8.080〜8.700
・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・先週の南アランド円週足は良好な経済指標や米ドルに対する円安進行もあって急上昇
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.306
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))8.080〜8.700
ZAR/JPY 日足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・先週の南アランド円日足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想
ZAR/JPY サマリー
・良好な経済指標や米ドルに対する円安進行、資源価格の高騰を背景にZAR/JPYは+2σラインをゴールデンクロス。予想レンジは8.080〜8.700
TRY/JPY
TRY/JPY 週足の見通し:米ドルに対する円安が進んだ影響でTRY/JPYも上昇。ただし下落トレンドは継続か。予想レンジは6.490〜9.950
・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は米ドルに対する円安が進んだ影響で上昇
・ただし下降トレンドは継続すると考えられ、今週も下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は1.731
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))6.490〜9.950
TRY/JPY 日足の見通し:短期移動平均線をゴールデンクロスするもののトレンドは下落を示唆
・先週のトルコリラ円日足は短期移動平均線をゴールデンクロス
・ただし、下降トレンドは継続すると考えられ今週は下落を予想
TRY/JPY サマリー
・米ドルに対する円安が進んだ影響でTRY/JPYも上昇。ただし下落トレンドは継続か。予想レンジは6.490〜9.950
MXN/JPY
MXN/JPY 週足の見通し:利上げをするメキシコに対して日本は金融緩和を継続するためMXN/JPYは上昇。予想レンジは5.920〜6.280
・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が算出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は、利上げをするメキシコと金融緩和を継続する日本の金融政策の違いを背景に急上昇
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.178
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))5.920〜6.280
MXN/JPY 日足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・先週のメキシコペソ円日足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想
MXN/JPY サマリー
・利上げをするメキシコに対して日本は金融緩和を継続するためMXN/JPYは上昇。予想レンジは5.920〜6.280
株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。