ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡り1月24日にシェフチョビッチEU副委員長とトラス英外相が面談をし、建設的な協議が出来たとのこと。今後も問題解決に向け協議を続けることになった。
・英国内では1月24日の新型コロナ新規感染者数が8万8447人。
・2021年12月16日BOEは市場予想に反して0.15%の利上げ。次回会合は2月3日。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念。
・英政府はコロナ陽性者の隔離期間を7日間から5日間に短縮。
・英11月失業率(ILO方式)は4.1%と前回(4.2%)よりも低下。
・英12月消費者物価指数(CPI)は前年比+5.4%とインフレは加速。
・マン英金融政策委員会(MPC)委員、追加利上げ支持を示唆。
・ジョンソン首相ロックダウン下で更なるパーティー疑惑を25日朝報じられる。
今日のメインシナリオ
FOMCを控えて様子見。と言いたいが、リスクオフで円全面高も
昨日は米国の金融政策の早期正常化への警戒感やウクライナ情勢への警戒感が高まったことで全面リスクオフの展開に(NY時間クローズにかけてだいぶ買い戻されたが…)。本日もポンド円は東京時間から日経平均株価の大幅な下落を背景に徐々に上値を切り下げてきた。本日から開催される米FOMC(25‐26日)を控えて、様子見ムードが強まることを予想しているが、昨日同様に、ウクライナ情勢懸念によるリスクオフ警戒感が強まると欧米株価の下落に連れてリスクオフとなり円全面高となりそうだ。個別の想定シナリオ
■米FOMCを前に様子見ムードが強まる
⇒FOMCまではリスクを取りたくない
⇒26日(日本時間27日早朝)までは動きづらい
⇒今日のポンド円は様子見
■ウクライナ情勢への警戒感は依然として強い
⇒警戒感が強まるとリスクオフの動きとなる
⇒欧米株価の下落
⇒日本円全面高(リスクオフの円買い)
⇒ポンド円も下落
チャート分析
注目材料
米国の金融引き締め加速警戒による株価動向
ウクライナ情勢
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は曇り、ポンド/ドルは雨模様となっている。ポンド/円、ポンド/ドルともに昼頃からは売りサインの点灯が目立つ。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
ジョンソン首相が今度はロックダウン中に自身の誕生日パーティーを30人程度の客を集めて行った可能性と報道された。先日の件と併せて今週辺り内部調査の結果が公表されるようなので、事実ならば自身の立場を更に悪くする。また、くだんの件で先日与党・保守党員が労働党に鞍替えする事態も発生し、支持率では労働党が10ポイント以上リードを広げている。それでも辞職しないジョンソン首相。厚顔無恥とはこのことか。英国人はそんなにパーティーが好きなのか…?
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