ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡る不透明感は潜在的リスクとして残っている。
・英国内では1月5日の新型コロナ新規感染者数が194,747人と依然として高水準。
・2021年12月16日BOEは市場予想に反して0.15%の利上げ。次回会合は2月3日。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念(若干後退)。
・オミクロン株警戒感の後退も、一時的に労働力逼迫の可能性。
・ジョンソン首相、オミクロン株の流行を都市封鎖なしに乗り越える計画を発表。
・世論調査ではオミクロンに対して不安感を持つ人が増えてきている。
今日のメインシナリオ
株安による調整警戒。ポンド円も要注意!
昨日の米FOMC議事要旨を受けた株価の大幅な下落がリスクオフの円買いやドル買いを強めており、海外時間でもこの流れが継続するかがポイントとなりそうだ。海外時間にはユーロドル、ポンドドルと言ったドルストレートで、明日の米雇用統計を控えて米ドルの買い戻し(レパトリ※ちょい足し情報)が強まるのではないかと予想している。個別の想定シナリオ
■米量的縮小警戒からレパトリが強まる
⇒ドルストレートのドル買い
⇒ポンドドルは下落
⇒ポンド円も下落
■米株売りとともに安全資産の米債買い
⇒米債利回りは低下
⇒米ドル円の上値は重い
⇒ポンド円も上値は重い
チャート分析
注目材料
米FOMC議事要旨を受けた株価動向
英12月サービス業PMI
米12月ISM非製造業景況指数
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円、ポンド/ドルともに大雨予報。15時にはMACDで売りサインが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
レパトリ(リパトリ)、英語のレパトリエーション(Repatriation)の略で「本国送還」の意。企業や投資家が外国に投資している資金を戻すことを指す。今回は米国の企業や投資家が新興国などに投資した資金を本国(米国)に戻すことで米ドル買いが強まることが予想される。
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