【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
目次
▼北米(米国・カナダ)
米CPIでテーパリング観測が高まるか否か
▼欧州(ユーロ圏・英国)
ECB、PEPPの高ペース購入継続か?
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
株価や他通貨の動向がカギ
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・ロシア)
メキシコCPIに注目
北米(米国・カナダ)
重要イベント
6/9☆カナダ中銀政策金利発表
6/10☆米5月消費者物価指数
6/10☆米新規失業保険申請件数
6/11◎米6月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
6/11◎G7首脳会議(~13日)
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
米雇用統計明けで注目イベントは少ないですが、米連邦公開市場委員会(FRB)の量的緩和の段階的な縮小(テーパリング)観測に影響しそうな米5月消費者物価指数の結果には注目が集まりそうです。
その他、前会合でタカ派姿勢を示して市場を驚かせたカナダ中銀の政策発表にも注目です。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
6/8◎独4月鉱工業生産
6/8◎独6月ZEW景況感調査
6/8◎ユーロ圏6月ZEW景況感調査
6/8◎ユーロ圏1-3月期GDP・確定値
6/10☆ECB政策金利発表
6/10☆ラガルドECB総裁会見
6/11◎英4月GDP
6/11◎英4月鉱工業生産
6/11◎G7首脳会議(~13日)
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
この週は欧州中銀(ECB)が主役といっても良いでしょう。
パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)による資産買い入れのペースを維持するのか、あるいは減速させるのか市場の見方が分かれています。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
6/7◎中国5月貿易収支
6/8◎日本4月貿易収支
6/8◎日本1-3月期GDP・改定値
6/9☆中国5月消費者物価指数
6/9◎中国5月生産者物価指数
6/11◎G7首脳会議(~13日)
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
この週は、目玉イベントが見当たりません。アジア・オセアニア通貨は、世界の株価や資源価格、ドルやユーロなどの他通貨の動きに左右される公算です。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・ロシア)
重要イベント
6/7◎ロシア5月消費者物価指数
6/8◎南ア1-3月期GDP
6/9◎メキシコ5月消費者物価指数
6/10◎南ア1-3月期経常収支
6/11◎トルコ4月鉱工業生産
6/11◎ロシア中銀政策金利発表
6/11◎メキシコ4月鉱工業生産
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
メキシコ5月消費者物価指数は前年比5.8%前後にやや鈍化する見通しですが、それでも中銀のインフレ目標の上限(4.0%)を大きく上回る見込みです。
メキシコ中銀の「利下げサイクル」は終了して、次の一手は利上げになるとの見方も出ているだけに、5月消費者物価指数に要注目です。
新興国のイベント
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