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「ドル/円、下値余地は限られそう」 外為トゥデイ 2021年5月21日号

外為トゥデイ

目次

▼20日(木)の為替相場
(1):豪雇用統計悪化も豪ドル下げ渋る
(2):米失業申請改善もドル伸び悩む
(3):米株反発 リスクオンでドル売り
(4):イスラエルとハマスが停戦合意

▼20日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:下値余地は限定的か

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

20日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210521085829p:plain期間:20日(木)午前6時10分~21日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪雇用統計悪化も豪ドル下げ渋る

豪4月雇用統計は、失業率が5.5%と予想(5.6%)を下回り、前月(5.7%)から低下した一方、新規雇用者数は3.06万人減と予想(2.00万人増)に反して減少した。一時豪ドル売りが入ったが、雇用者の内訳で正規雇用者が3.38万人増加(非常勤雇用が6.44万人減少)していた点などが見直されて下げ渋った。

(2):米失業申請改善もドル伸び悩む

米新規失業保険申請件数は44.4万件と市場予想(45.0万件)を下回り、前週(47.8万件)から改善。2020年3月中旬以来、1年2カ月ぶりの低水準を記録した。これを受けて一時ドル買いが優勢となったが、同時に発表された米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は31.5と予想(41.5)を下回り、前月(50.2)から大幅に低下したため伸び悩んだ。

(3):米株反発 リスクオンでドル売り

米長期金利の低下を好感して米国株が反発。仮想通貨の反発もあってリスク選好度が上昇する中、円売りよりもドル売りが優勢となった。ドル/円は弱含んだ一方、クロス円は豪ドル/円を中心に強含んだ。

(4):イスラエルとハマスが停戦合意

イスラエル政府は、パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの間で続いている攻撃の応酬について停戦を承認したと発表した。

20日(木)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20210521073208p:plain

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:下値余地は限定的か

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%下落。米長期金利の低下を受けて108.70円台まで弱含んだ。前日は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録に量的緩和の段階的な縮小(テーパリング)に関する記述があった事から米長期金利とドルが上昇していたが、早くもそうした動きに修正が入った格好だ。

もっとも、米国でテーパリングへの地ならしが始まった以上、ドルが一段と下値を拡大する公算は小さいだろう。米連邦準備制度理事会(FRB)と対照的に日銀の大規模金融緩和に出口が見えない状況を踏まえれば、対円でのドル売りは限られそうだ。主要国株価や仮想通貨の下げが一服した他、イスラエルとハマスの停戦合意などで市場センチメントの改善が見込まれる事もドル/円相場のサポートとなろう。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。