2021年5月21日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。一方向へ抜け出す可能性にも注意。
ドル/円は前日の陽線を打ち消す陰線引けとなり、上値を切り下げる流れから上抜けられずに終えていますが、下値抵抗も守っており、反発に転ずる可能性を残しています。 買いは108.60-70で押し目買い。損切りは浅い場合で108.30,深い場合は107.90で撤退です。損切りが付かない場合でも108.50以下で終えた場合は下値リスクが高くなるので、ドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは109.20-30で戻り売り。損切りは109.70で撤退です。 109.50-60の抵抗を上抜けて越週した場合は、一段の上昇へ。逆に108.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯して50銭から1円程度下値余地が拡がり易くなります。さらに107.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は、109.30-40,109.60-70,110.20-30に、下値抵抗は108.70-80,108.00-10,107.50-60にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は値幅の小さい寄せ線で終えています。上昇エネルギーの強いものではないので上値トライに失敗する可能性にも注意する必要がありますが、強気の流れを維持しており、押し目買い方針で。買いは132.70-80で押し目買い。損切りは132.30で撤退です。売りは様子見か、133.60に損切りを置くなら133.20-30で軽く戻り売り。日足の上値抵抗は133.20-30,134.40-50に、下値抵抗は132.60-70,131.00-10にあります。132.50割れで終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなります。短期トレンドは131円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。前日の下げ幅を切り返しており、短期トレンドは強い状態を維持しています。1.2230超えで越週すれば一段の上昇に繋がり易くなります。買いは1.2180-90で押し目買い。損切りは1.2130で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.2310-20に、下値抵抗は1.2180-90,1.2150-60,1.2080~1.2100にあります。1.2080割れで終えた場合は下値リスクが点灯、1.2000割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。
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