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「引き続きリラ勢がトップを独占」FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング 2020年11月23日~11月27日

FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキングタイトル


外為どっとコムのFX取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。

集計期間:
2020年11月23日~11月27日の営業日

▼変動率ランキング
引き続きリラ勢がトップを独占


▼スワップポイント累計ランキング
ユーロ/トルコリラ(売)が安定の8連続首位


▼取引高ランキング
ユーロ/ドルが上昇

変動率ランキング:引き続きリラ勢がトップを独占

期間中の為替相場は、先週につづき全体としてはおとなしい相場となった。その中で気を吐くのはトルコリラだった。上位の独占は集計週も変わらず、変動率は前週の4%台から今回は5%台と、より変化があった。先々週にトルコ中銀による大幅利上げ(10.25 から15.00)となったが、ここに来てリラ安が再開している。このリラ安が急上昇の反動なのか、再度リラ安トレンドの始まりなのか判断が難しいが、引き続き注目する必要がある。

第5位には南アフリカランド/円が入った。コロナショックで一時は5.5円台まで下落したが直近は6.9円台まで値を戻しており、新型コロナウイルスのワクチン開発が進んでいるという報道はランド高へつながっている。

第7位のスウェーデンクローナ/円は上昇。スウェーデン中銀の金融緩和で経済を下支えするとしている。

ドル/円は変動率1.04%の24位になった。週初は新型コロナウイルスのワクチン開発の報道で上昇したものの、その後は下落し長期的なダウントレンドが継続している。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアのうち8通貨ペアと、前回の6から増加した。その内3%以上の変動幅を記録した通貨ペアは4通貨ペアで、こちらも前回の3から増加した。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 EUR/TRY 5.92% 9.5567 9.0227
2 USD/TRY 5.85% 8.0495 7.6049
3 TRY/JPY 5.18% 13.574 12.906
4 NOK/JPY 3.23% 11.825 11.455
5 ZAR/JPY 2.98% 6.905 6.705
6 RUB/JPY 2.67% 1.385 1.349
7 SEK/JPY 2.27% 12.286 12.013
8 NZD/USD 2.09% 0.70387 0.68947
9 NZD/JPY 1.96% 73.256 71.845
10 GBP/AUD 1.86% 1.83167 1.79816
11 AUD/USD 1.83% 0.73991 0.72658
12 AUD/JPY 1.75% 77.04 75.712
13 MXN/JPY 1.63% 5.231 5.147
14 CAD/JPY 1.55% 80.473 79.246
15 EUR/GBP 1.50% 0.89992 0.88662
16 GBP/JPY 1.48% 139.859 137.817
17 EUR/USD 1.38% 1.19626 1.17993
18 EUR/JPY 1.27% 124.565 123.008
19 USD/CHF 1.19% 0.91471 0.90398
20 CHF/JPY 1.17% 115.097 113.765
21 HKD/JPY 1.09% 13.504 13.358
22 USD/CAD 1.08% 1.31117 1.29713
23 EUR/NZD 1.05% 1.71228 1.69451
24 USD/JPY 1.04% 104.76 103.682
25 SGD/JPY 1.03% 77.979 77.184
26 GBP/USD 1.01% 1.33971 1.32635
27 EUR/AUD 0.91% 1.62684 1.61221
28 AUD/NZD 0.87% 1.05621 1.04708
28 AUD/CAD 0.87% 0.96034 0.9521
30 CNH/JPY 0.82% 15.912 15.782

 

スワップポイント累計ランキング:ユーロ/トルコリラ(売)が安定の8連続首位

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、先週に続き、ユーロ/トルコリラ(売)がスワップポイントで第1位となった。期間中はユーロ高・リラ安となったためスワップポイントの受け取りになる売りポジションでは為替差損になった可能性がある。第2位に、ロシアルーブル/円(買)が2週連続で位置している。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 EUR/TRY 1255 50,000
2 RUB/JPY 840 90,000
3 USD/TRY 557 43,000
4 CNH/JPY 490 70,000
5 ZAR/JPY 430 30,000
6 MXN/JPY 420 30,000
7 TRY/JPY 133 6,000
8 EUR/USD 126 50,000
9 EUR/NZD 114 50,000
10 EUR/GBP 94 50,000
11 USD/CHF 63 43,000
12 EUR/AUD 61 50,000
13 USD/JPY 51 43,000
14 EUR/JPY 49 50,000
15 CHF/JPY 35 46,000
16 GBP/JPY 19 56,000
17 GBP/USD 0 56,000
17 HKD/JPY 0 60,000
17 SGD/JPY 0 32,000
17 CAD/JPY 0 33,000
17 AUD/JPY 0 31,000
17 GBP/AUD 0 56,000
17 NOK/JPY 0 50,000
17 NZD/JPY 0 30,000
17 NZD/USD 0 30,000
26 AUD/USD -41 31,000
27 AUD/CAD -58 31,000
28 USD/CAD -77 43,000
29 AUD/NZD -87 31,000
30 SEK/JPY -100 50,000

 

取引高ランキング:ユーロ/ドルが上昇

期間中の取引高ランキングは、TOP3に変化はないが、第4位にユーロ/ドルが入っている。集計週は、永く上値抵抗となっていた1.19を超えたため、レンジブレイクを狙った取引が多くあったと推測される。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 MXN/JPY 2
3 GBP/JPY 3
4 EUR/USD 6
5 AUD/JPY 4
6 EUR/JPY 5
7 GBP/USD 9
8 ZAR/JPY 8
9 TRY/JPY 7
10 NZD/JPY 11
11 AUD/USD 10
12 EUR/GBP 16
13 NZD/USD 13
14 EUR/TRY 14
15 GBP/AUD 12
16 EUR/AUD 15
17 CAD/JPY 17
18 CNH/JPY 19
19 USD/CAD 22
20 CHF/JPY 21
21 USD/TRY 18
22 EUR/NZD 24
23 USD/CHF 23
24 RUB/JPY 20
25 AUD/NZD 25
26 SEK/JPY 26
27 AUD/CAD 28
28 HKD/JPY 27
29 NOK/JPY 29
30 SGD/JPY 30

まとめ

集計週は穏やかな中、11月9日の週と同様、月曜日に発表された新型コロナウイルス関連の報道で市場が跳ねることがあった。今週は月初の重要経済指標やイベントが続くことになる。米株高が続く中、米11月ISM製造業景況指数や米雇用統計などは要チェックだろう。欧州では独11月雇用統計、また原油価格を見るうえでOPECプラス会合などもおさえておきたい。上昇の続く豪ドルを見るうえで、2日のロウRBA総裁証言、豪7-9月期国内総生産(GDP)は外せない。変動率上位のトルコリラを見るうえでは、1日のトルコ11月製造業PMIなどチェックしておきたい。

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