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メキシコペソ/円 見通し「円安主導で反発...利下げめぐり中銀四半期報告に注目」注目の高金利通貨 2月22日号

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メキシコペソや豪ドルなど投資家にとって魅力的な通貨の最新状況について、これまでの動向や注目ポイントについて解説します。

作成日時 :2026年2月20日16時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
X(Twitter)@KandaTakuya

メキシコペソ/円(4時間足)

※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

先週のメキシコペソ/円は一時9円台を回復して反発

 先週はメキシコ側に目立った材料がない中で、日本円主導の動きとなりました。日本10-12月国内総生産(GDP)の下振れを受けて円売りが先行すると16日に8.955円前後へと上昇。18日には第2次高市内閣が発足する中で一時9円台を回復すると、19日には9.023円前後まで続伸して今月10日以来の高値を付けました。ただ、9円台に乗せると戻り売りに押される展開となっており、20日の15時時点では8.993円前後で推移しています。イラン情勢が緊迫化する中、原油価格の上昇がペソの支えとなった一方で、地政学リスクの高まりがペソの上値を抑えた面もあったようです。

今週のメキシコペソ/円の注目ポイントは中銀四半期報告

 今週は26日にメキシコ中銀が四半期に一度のインフレ報告を発表します。中銀は今月5日の会合でインフレ高止まりへの警戒感を背景に利下げを一時停止しました。インフレ率が目標の3%に到達する予測時期をこれまでの2026年7-9月期から27年4-6月期に先送りしており、26日のインフレ報告でも物価見通しを上方修正することは必至です。併せて公表される成長率見通しにも注目しましょう。前回、昨年11月の報告では2026年の成長率見通しを1.1%、27年を2.0%としていました。仮に、これを大幅に下方修正するようだと利下げ再開の観測が浮上することも考えられます。今週は、インフレ報告のほか、引き続きイラン情勢と原油価格の動向にも注目です。

 

今週のメキシコペソ/円の見通し

予想レンジ
8.875~9.075円
基調
底堅い

今週の注目ポイント
☆2/26 メキシコ中銀四半期報告
・主要国株価、国際商品価格

 

メキシコペソ/円(MXN/JPY) FX為替レート・チャート

 
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。