
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年10月30日 15時00分
【10/31(金)】:東京都区部CPI、米要人発言ほか 2025年10月31日分 #外為ドキッ
・8:30 日本 10月東京CPI(除生鮮/前年比)
【前回】2.5% 【市場予想】2.6%
ポイント:
9月は、生鮮品を除くコアは前年比で2.5%と、市場予想2.8%から大きく下振れし、インフレが落ち着きつつある様子が示されました。ただ、これは東京都の第1子の保育料無償化による影響が大きかったことが要因だったため、その後に発表された全国CPIは前年比で2.9%へインフレ加速が見られ、東京都のデータと差異が生じました。
全国版と同様に東京都区部もインフレ加速が示されるかどうかが注目されます。
FX視点:
・インフレ加速が示されれば、日銀の追加利上げ期待が高まり、円を押し上げる期待があります。
・一方、インフレが落ち着いている様子を示すなら、円が下げる可能性もあります。
・22:30 アメリカ ダラス連銀総裁、発言予定
・翌1:00 アメリカ 米クリーブランド連銀総裁、発言予定
ポイント:
29日のFOMC後の会見では、パウエルFRB議長が「既定路線というには程遠い」と12月の利下げ期待を牽制したことから、タカ派的な受け止め方が広がっています。ダラス連銀総裁やクリーブランド連銀総裁の発言は、両総裁ともに利下げに対して慎重派として知られていることもあり、パウエル議長の発言を援護射撃となる可能性があります。
FX視点:
・12月利下げに対して距離を置くような発言があれば、米ドルを下支えする可能性があります。
・12月利下げに向けた距離が縮まるような発言があれば、揺り戻しで米ドルの上値が重くなる可能性もあります。

※Bloombergのデータを基に作成
※灰色は米政府機関閉鎖による影響から、発表されない可能性があります
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