
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年10月29日 19時00分
【10/30(木)】:米アマゾン・アップル決算、日銀会合、ECB理事会ほか 2025年10月30日分 #外為ドキッ
・未定 日本 日銀目標金利
【前回】0.50% 【市場予想】0.50%
ポイント:
9月の会合では、政策金利は0.5%に据え置かれました。経済に対する認識としては、海外の経済・物価動向に対する不確実性が高いとの従来の判断が踏襲されています。ただし、2名の委員が0.25%の利上げを支持しており、タカ派的な側面も見られました。
10月の会合では、高市政権による補正予算がまだ明確になっていないことや、米国の関税による影響が後ろ倒しになる懸念などから、金利は据え置かれる見通しです。利上げまでの距離を縮めるのか、注目されます。
FX視点:
・利上げがまだ先になるとの見方が強まれば、円は上値が抑制される可能性があります。
・一方で、12月の利上げ期待が高まれば、円が上昇する展開も期待されます。
・22:15 ユーロ圏 ECB預金ファシリティ金利
・22:45 ユーロ圏 ラガルドECB総裁、会見
【前回】2.00% 【市場予想】2.00%
ポイント:
6月に利下げして以降、金利は据え置かれており、ECBの利下げサイクルは終了したと見てよさそうです。現在は、新たな方向性が示されるまでデータを蓄積する段階であり、金利の据え置きが優勢です。注目はラガルド総裁の会見内容で、経済・金利に対する見解が焦点となります。
FX視点:
・経済に対する見通しが改善すれば、ユーロ上昇を後押しする期待があります。
・一方で、経済に対して懸念が示されるようであれば、ユーロの上値は重くなる可能性があります。
・翌6:00 アマゾン・ドットコム、アップルが決算を発表(株式市場引け後)
ポイント:
マグニフィセント7の株価が上昇基調を維持できるかどうか、決算に注目が集まります。特に、アマゾンは大規模リストラを検討しているとの報道もあり、米国の労働市場へのインパクトも警戒されます。
FX視点:
・決算内容が好調であれば、株高を伴ってリスク選好の豪ドルやZARなどの資源国通貨が上昇する期待があります。
・一方、決算内容が不調であれば、株安によるリスク回避が強まり、スイスフランや円が買われやすくなる可能性があります。

※Bloombergのデータを基に作成
※灰色は米政府機関閉鎖による影響から、発表されない可能性があります
