
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年10月24日 19時00分
【10/27(月)】:9月企業向けサービス価格指数、ドイツ10月IFO企業景況感指ほか
・8:50 日本 9月企業向けサービス価格指数(前年比)
【前回】2.7% 【市場予想】--
ポイント:
企業間で取引されるサービスの価格変動を測定する物価指数で、前回の8月は前年比で2.7%と、7月の2.6%から上昇しました。企業が、人件費上昇分を価格転嫁する流れが続いていることを示しました。ただ、3カ月連続で3%台を割り込んでおり、勢いは限定されています。また、日銀の担当者は、今後の注目点について、人件費などの価格転嫁の持続性、訪日外国人需要で好調な宿泊サービスの勢いが続くのかがポイントとの見方を示しています。
FX視点:
・3.0%を超えてくれば、日銀の追加利上げを巡る思惑が再燃し、円が小幅に押し上げられる可能性はあります。
・4カ月連続で3.0%を下回れば、日銀が利上げを急ぐ必要性がないとの見方から、円の上値は重くなる可能性もあります。
・18:00 ドイツ 10月IFO企業景況感指
【前回】87.7 【市場予想】88.0
ポイント:
9月のIFO企業景況感指数は87.7と市場予想の89.4や8月の88.9を下回り、ドイツ経済に対する見通しは低調なものに留まりました。ただ、10月24日に発表されたPMIはサービス業を中心に大きく改善しているため、IFOの調査でも改善が示されるかどうか注目されます。
FX視点:
・市場予想を上回り、企業景況感が改善すれば、ユーロを押し上げる可能性があります。
・市場予想を下回れば、ドイツ経済に対する不透明感から、ユーロの上値が重くなる展開も考えられます。

※Bloombergのデータを基に作成
※灰色は米政府機関閉鎖による影響から、発表されない可能性があります
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