翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時：2025年10月7日 19時00分
【10/8（水）】：NZ中銀の利下げ幅4割は0.5％を予想、 米FOMC議事要旨が10月利下げを後押すか
・10:00 ニュージーランド RBNZ（NZ中銀）政策金利
【前回】3.00％ 【市場予想】2.75％
ポイント：
8月20日にRBNZは政策金利を3.25％から、3年ぶりの低水準となる3.00％へ引き下げました。7月に一度休止を挟んだものの、昨年8月以降、利下げサイクルが続いています。中期的なインフレ圧力の緩和が予想通りに続けば、利下げの余地があることを示唆しています。その後発表された4〜6月期のGDPが前期比マイナスとなったことで、今回の会合でも追加利下げが意識されています。エコノミストのコンセンサスは0.25％ですが、4割程度は0.50％の利下げ予想となっています。
FX視点：
・0.25％の利下げに留まれば、0.50％を予想していた投資家は織り込み過ぎた反動からNZドルを買い戻す可能性がありますが、声明文の内容が追加利下げを示唆するものであれば、改めてNZドルが売られる可能性があります。
・0.50％と予想を上回る利下げ幅となれば、織り込みが浅かった分、NZドルの下げ幅が広がる可能性があります。
・27:00 アメリカ 米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨
【前回】-- 【市場予想】--
ポイント：
FRBは9月に開催された米連邦公開市場委員会（FOMC）で、金利予測分布図（ドットプロット）の中央値において、当局者が年内にあと2回（各0.25％）の利下げを見込んでいることが示されました。ただし、FRB高官の見解が分かれており、10月の追加利下げに向けて、雇用とインフレに対する認識に変化があるかどうかに注目が集まります。
FX視点：
・10月利下げに対して慎重な姿勢が見られれば、米金利上昇からドルの下値を支える可能性があります。
・10月利下げを後押しする内容となれば、米金利低下からドルの上値は抑制されると見られます。
※Bloombergのデータを基に作成
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