
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年9月22日 19時00分
【9/23(火)】:パウエル議長発言、主要国PMIほか
・16:30 スウェーデン 政策金利
【前回】2.00% 【市場予想】2.00%
ポイント:
8月に中銀は、足もとのインフレが加速している点を踏まえ、政策金利の据え置きを決定しました。8月のCPIは前年比で1.1%と伸びが加速したものの、前月比では-0.8%とインフレ圧力の緩和が示唆されており、中銀が利下げに踏み切るかどうかは判断が分かれます。エコノミストの見通しも、6対4で据え置きと利下げが拮抗しています。
FX視点:
・金利が据え置かれれば、利下げを織り込んでいた投資家のスウェーデンクローナ買い戻しが優勢となる可能性がありますが、声明で追加緩和が示唆されれば、買い戻しが短命に終わることも考えられます。
・追加利下げが実施されれば、利下げ織り込みが限定的な分、スウェーデンクローナ売りが強まる可能性があります。
・17:00 ユーロ圏 9月サービス業PMI
【前回】50.5 【市場予想】50.5
ポイント:
8月は50.5と7月の51.0からは低下したものの、6月以降、景気判断の節目である50を上回った水準を維持しています。9月も50を上回る水準を維持すれば、ユーロ圏経済に対する見通しの改善がさらに進み、ECBの利下げ期待がさらに後退する可能性があります。
FX視点:
・底堅い結果になれば、ユーロのサポート材料になると考えられます。
・節目の50を下回った場合、ユーロの上値を抑制する展開も考えられます。
・22:4 アメリカ 9月米国サービス業PMI
【前回】54.5 【市場予想】53.9
ポイント:
製造業・サービス業ともに需要拡大が示唆されたほか、企業の採用意欲も強く、結果的にコスト増加を顧客に転嫁するケースが増えているとされます。9月も同様の傾向が示されれば、FRBによる大幅な利下げ期待が後退する可能性があります。
FX視点:
・54.0がエコノミストの予想最高値となっており、これを超えるようであれば、ポジティブサプライズとなり米ドルの買い戻しが進む可能性があります。
・市場予想を下回る場合、米経済の回復ペースが鈍いとの見方から、米ドルに対して調整売りが強まる展開も想定されます。

※Bloombergのデータを基に作成
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