前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
28日、アジア時間の氷見野日銀副総裁の会見がハト派的と受け止められて円売りが進行したほか、米2年債利回り、米10年債利回りの上昇、さらに月末フローのドル買いも加わり、ドル円はNY時間序盤に145.038円まで上昇した。買い一巡後は、NY市場引け後の米半導体大手エヌビディアの決算発表を控えて、米国株相場、日経平均先物が調整的な動きとなり、リスクオフの円買いが進行、ドル円は144.350円まで下落した。
尚、エヌビディアの第2四半期決算は純利益が前年同期比2.7倍の165億9900万ドル(およそ2兆4000億円)と、市場予想を上回り過去最高を更新、調整後の1株利益も0.68ドルと予想の0.64ドルを上回った。しかし、売上高見通しが一部期待に届かず、株価は時間外取引で一時8%下落した。
本日アジア時間は、序盤にエヌビディア決算を受け同社株が急落したことで、リスクオフの円買いが進行し、ドル円は144.220円まで下落した。売り一巡後は、一時400円超下げた日経平均が下げ幅を縮小したため、ドル円は144.860円まで上昇した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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