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円債利回り伸び悩みで円失速、レベル見極め
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は上昇。昨晩の米インフレ指標を受けたドル高の流れが継続して、ドル/円は148.65円付近まで買いが先行した。その後は、春闘の第１回集計結果公表を控えて売りが優勢の中、平均賃上げ率が5.28％であったことが明らかとなると、148.031円まで低下した。しかし、早朝上昇していた本邦10年債利回りが頭打ちとなったほか、超短期的なイベント通過からショートカバーが優勢となり、ドル/円は148.75円付近まで上昇した。
現状レベルの上側は148.800円～149.000円、149.100円に売りが確認できるほか、148.750円、148.800円、149.000円にストップ買いが確認できる。一方で、下方向は148.450円に買いが観測されるほか、148.550円にストップ売りが散見される。148円後半には売りが多少目立つものの、特筆すべきオーダーは見当たらない。ドル/円はどのレベルで頭が抑えられるか見極めたいとの思いから、積極的にオーダー設定をしてくる投資家は少ない様子だ。
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