東京市場オープニングコメント
「ドル・円は主に147円台で推移か、米経済指標改善でドルは底堅い動きを保つ可能性」
24日のドル・円は、東京市場では148円40銭まで買われた後、147円70銭まで反落。欧米市場では147円79銭から146円66銭まで売られたが、147円55銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に147円台で推移か。米国経済指標の改善を受けてドルは底堅い動きとなる可能性がある。
米S&Pグローバルが1月24日発表した1月総合PMI速報値は52.3で12月実績を上回った。昨年6月以来の水準。サービス業と製造業の指数はいずれも上昇。指数は上昇したが、インフレ緩和を示唆する内容であるとみられている。製造業PMIは50.3で節目の50を超えた。サービス業PMIは12月実績を上回る52.9に上昇し、昨年6月以来の水準となった。ただ、報告によると資材調達の遅延が増加し原材料価格に上昇圧力がかかる可能性があるようだ。製造業のリードタイムは2022年10月以来の長さとなったと指摘されている。1月総合PMI速報値の改善を受けて金融市場では5月利下げの確率は若干低下した。次回開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決まる見込みだが、インフレ緩和のペースは加速していないことから、早期利下げについて消極的な見解が提示されることになりそうだ。
《午前8時現在》 ドル・円: 147.00円-148.00円 147円近辺でドル買い興味
ユーロ・円: 160.00円-161.00円 160円近辺でユーロ買い興味
豪ドル・円: 96.50円-97.50円 96円台半ば近辺で豪ドル買い興味
通貨別分析
■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。
■"JASDAQ INDEX" の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。
■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコが作成・表示したものですが、その内容および情報の正確性、完全性、適時性について、フィスコは保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
■本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告無く変更する場合があります。
■本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はフィスコに帰属し、事前にフィスコへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
■フィスコが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
■本資料に掲載される株式、投資信託、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
■本資料は、本資料により投資された資金がその価値を維持または増大することを保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客さまに何らかの損害が発生した場合でも、フィスコは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
■フィスコおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
■投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客さまご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください。
株式会社フィスコ