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ドル円午前の為替予想、日銀、FRBの金融政策への思惑からドル/円大幅上昇|米雇用統計を控えて値動きが鈍りそう 2024/1/4


午前の為替予想は… ドル/円、143円台回復 米雇用統計前のショートカバー一巡か

作成日時 :2024年1月4日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル/円予想レンジ

142.600-143.900円

前日の振り返りとドル/円予想

昨日のドル/円は一時143円台後半へと続伸。終値ベースで約0.9%上昇した。1日に発生した能登半島地震の影響で日銀が大規模金融緩和を当分維持するとの思惑から円売りが継続。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測は行き過ぎとの見方からドルを買い戻す動きも出た。今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を得たリッチモンド連銀のバーキン総裁は「追加利上げの可能性は依然としてある」と発言。12月のFOMC議事録では、金利が想定以上に高水準に維持される可能性もあるとの認識が示された。ドル/円はこれらを受けて143.74円前後まで上昇。もっとも、その後は上げ幅を縮小し143.30円前後で取引を終えた。143.10円台を通る200日移動平均線を回復したほか、12月の下落に対する38.2%戻し(143.34円前後)を達成したことなどから、ショートカバー主導の戻りは概ね一巡したと見る。
明日5日に米12月雇用統計を控えていることもあって本日は値動きがやや鈍りそうだ。なお、本日のNY市場では米12月雇用統計の前哨戦として米12月ADP全国雇用者数が発表される。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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