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【見通し】今日の株式見通し-軟調か 国内外でリスクを意識させる要素が多い

東京市場は軟調か。休場の間の米国株は総じて軟調。ダウ平均は12月29日は20ドル安、1月2日は25ドル高と小動きが続き、3日は284ドル安の37430ドルで取引を終えた。3日は12月のFOMC議事録が早期利下げ期待を後退させる内容と受け止められ、大きめの下落となった。グロース系の銘柄は短期的な過熱感が意識されており、ナスダックは年明けの2日、3日の両日で1%を超える下落となっている。ドル円は足元143円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて355円安の33065円、ドル建てが315円安の33105円で取引を終えた。

 日本では1月1日に能登で大規模な地震が発生し、2日には日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突するという大事故が発生した。年始の祝賀ムードは吹き飛んでおり、大発会はリスク回避ムードの強い1日となるだろう。CME225先物からは大幅安スタートが見込まれる。33000円を割り込むようなら押し目は拾われるとみる。ただ、今週はきょうとあすの2営業日のみでまだ市場参加者も少ないと思われる中、腰の入った買いは期待しづらい。3日のダウ平均の大幅安が米国株の変調かどうかを見極めたい局面でもある。大きく下げて始まった後の戻りは限られ、方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32900円-33300円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ