
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2023年11月27日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼24日(金)の為替相場
(1):独IFO 改善続く
(2):米PMIを受けてドル売り
(3):米感謝祭翌日で取引閑散
▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:新規手掛かり材料に乏しく決め手欠く/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント
24日(金)の為替相場

期間:24日(金)午前7時10分~25日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):独IFO 改善続く
独11月IFO企業景況感指数は87.3と市場予想(87.5)は下回ったものの、3カ月連続で上昇。IFO経済研究所は「企業の景況感はやや改善した。低い水準ではあるがドイツ経済は安定しつつある」とコメントした。
(2):米PMIを受けてドル売り
米11月製造業PMI・速報値は49.4と市場予想(49.9)および前回(50.0)から低下、2カ月ぶりに好不況の分岐点である50.0を下回った。同サービス業PMI・速報値は50.8と予想(50.3)に反して前回(50.6)から上昇した。また総合PMIの雇用指数が49.7と約3年半ぶりに縮小圏へ低下。クロス円はドル売りを受けたストレートドルの上昇を背景に堅調推移となった。
(3):米感謝祭翌日で取引閑散
米国の株式・債券市場が感謝祭の翌日で短縮取引のためクローズ。このため、NY市場終盤は取引参加者が少なく為替市場の値動きが細った。
24日(金)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

【情報提供:外為どっとコム】
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:新規手掛かり材料に乏しく決め手欠く
24日のドル/円は上値の重い展開。149円台前半の下値は堅かったが、海外市場では独長期金利の上昇を受けたユーロ高・ドル安の影響などから149円台後半で伸び悩んだ。終値は149.42円前後で前日比14銭程度の小幅安だった。ドル/円は本日も節目の150.00円に近付けば戻り売りが優勢となりそうだ。一方で、日足一目均衡表の雲上限が位置する149.00円付近は押し目買いのポイントとして意識されやすいことから下げ渋りそうだ。感謝祭休暇から本格復帰するNY勢の動きが注目されるものの、本日も新規手掛かり材料は乏しい。月末最終週に入ることもあって市場の動意は高まりにくいと見られ、ドル/円は本日も149円台で決め手を欠く値動きが続きそうだ。
注目の経済指標:米新築住宅販売件数

注目のイベント:ラガルドECB総裁講演

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
