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ドル/円:反発余地を探る動き。下値リスクを残した状態。148円割れの越週で下値リスクが点灯。151.50-60を上抜けて越週すれば下値リスクが後退して一段のドル上昇へ。



 

ドル/円:反発余地を探る動き。下値リスクを残した状態。148円割れの越週で下値リスクが点灯。151.50-60を上抜けて越週すれば下値リスクが後退して一段のドル上昇へ。

直近の日足は小陰線で終えているが、下げエネルギーの強いものではなく、上値トライの可能性を残した状態にある。また、11/21に付けた147.15で調整下げが一旦終了しており、反発余地を探る流れにある。一方で、11/13に付けた151.91を直近高値として上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、短期的には下値リスクを残した状態にある。この日足の上値抵抗は150.20-30にあるが、150.50超えで終えれば日足の形状が若干改善して上値余地がもう一段拡がり易くなる。この場合でも151.20-30,151.60-70に一段と強い抵抗が控えており、全てをクリアして終えない限り、上値余地も拡がり難い。一方下値も148.10-20,147.50-60に強い抵抗が出来ており、全て下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い。但し、これらを全て下抜けて終えるか、148円割れで越週した場合は、調整下げの流れに戻して146円台の足元を固め直す動きが強まろう。さらに146円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、145円を割り込んで終えた場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化してドルの下値余地がさらに拡がり易くなる。21日移動平均線は150.22に位置しており、この下で推移しており、下値リスクを残した状態だが、120日、200日線は146.08と141.77にあり中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 一方直近の週足を見ると、下ヒゲが長く実体の小さい陰線引けとなり、下値トライに失敗して押し戻された形で終えている。終値ベースでは週足の下値抵抗を守っており、上値トライの可能性に繋げているが、週足の形状が安定しておらず、下値リスクにも注意する必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗が150.00-10,151.50-60にあるが、全てクリアして151.50超えで越週した場合は“ドル強気”の流れに戻して一段の上昇へ。逆に週足の下値抵抗が149.00-10,147.70-80にあるが、全て下抜けて越週した場合は再び調整下げ局面入りとなり、下値余地を探る動きが強まり易くなる。さらに、146.20-30に週足の下値抵抗があるが、これを切り崩して146円割れで越週した場合は新たな下落リスクに注意が必要となる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は150.00-10,151.50-60,152.30-40に、下値抵抗は149.00-10,147.70-80,146.20-30にある。31週、62週移動平均線は144.35と140.44に位置しており、中期トレンドをサポート中。 今週の戦略は、ドル買いは148.20-30の押し目待ち。損切りは浅い場合で147.60,深い場合は147.40で撤退。ドル売りは様子見か150.20-30で戻り売り。上値余地を150.50-60まで見ておく必要がある。損切りは150.70で浅めに一旦撤退。これが付いた場合は151.20-30で再度戻り売り。この場合の損切りは151.70で撤退としたい。 上値は、149.90-00,150.20-30,150.50-60,150.80-90,151.20-30,151.60-70に強い抵抗が控えており、全てをクリアし切れない可能性も高いと見るが、151.70超えで終えるか151.90-00の抵抗をクリアした場合は、短期トレンドを“ドル強気”の流れに戻して上値余地が一段と拡がり易くなる。下値は、149.20-30に軽い抵抗が、149.00-10,148.60-70,148.10-20に強い抵抗があるが、全て切り崩して148円台を割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、147.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は調整下げの流れに戻して下値余地を探る動きが強まり易くなる。この下の147.00-10,146.60-70,146.40-50,146.10-20に一段と強い抵抗があるが、146円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯。145円も割り込んで終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して142円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。

ドル/円【日足】期間:2023/03/23~2023/11/24(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/10/09~2023/11/24(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:“ニュートラルからやや強気”の流れ。161円割れで終えた場合は短期トレンドが変化。

日足は3手連続陽線引けとなり下値を切り上げている。個々の足が上昇エネルギーの強いものではないので急伸にも繋がり難いと見るが、10/3に付けた154.46と10/30に付けた157.70を結ぶ短期的なサポートラインが下値を支えており、先週初に付けた161.25で調整下げが一旦終了した可能性が点灯している。164.10-20に強い上値抵抗が控えているが、これを上抜けて終えた場合は“ユーロ強気”の流れに戻して165円超えトライの動きが強まり易くなる。逆に日足の下値抵抗が161.50-60,161.00-10にあるが、全て切り崩して終えた場合は、短期トレンドが変化してユーロの下落余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも158円台を割り込んで越週しない限り、調整下げの範囲内となる。日足の上値抵抗は163.80-90,164.10-20,165.00-10に、下値抵抗は162.90-00,162.40-50,161.90-00,161.50-60,161.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は161.61,157.87,153.23に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにあるが、161円を割り込んで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。 一方直近の週足を見ると、下ヒゲが非常に長く実体の小さい“タクリ足の陰線”で終え、下値トライに大きく失敗した形となっている。この反動で上値トライの動きが強まると見られるが、先週の上昇の過程で162円台前半の足元の不安定さを残しており、週初の上値トライに失敗した場合はこの辺りまで押してもおかしくないので、買いも慎重に。週足の形状に大きな崩れは認められず、トレンドは強い状態を保っているが、161円割れで越週した場合は形状がやや悪化、158円を割り込んで越週した場合は中期トレンドの変化に注意が必要となる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は164.10-20,165.00-10,166.60-70に、下値抵抗は162.00-10,161.00-10,160.40-50にある。31週、62週移動平均線は156.15と149.56に位置しており、中期トレンドをサポート中。 今週の戦略は、ユーロ買いは162.00-10の押し目待ち。損切りは161.40で撤退。ユーロ売りは様子見か164.30に損切りを置くなら163.80-90で軽く売り向かい。 上値は、163.60-70,163.80-90,164.10-20にやや強い抵抗があるが、全てクリアした場合は上値余地がもう一段拡がり易くなり、164.40-50,165.00-10,165.30-40,165.70-80,166.30-40,166.60-70にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、163.10-20に軽い抵抗が162.90-00,162.40-50,161.90-00に強い抵抗があり、下値余地が拡がり難いが、全て切り崩して161.50-60,161.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は短期トレンドが変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも中期トレンドが強い状態を維持しており、158円を割り込んで越週しない限り、調整下げの範囲内となる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2023/05/09~2023/11/24(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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