FX/為替「中南米通貨、アルゼンチン大統領選予備選結果など受けて売りが優勢=メキシコペソ」：マイナー通貨 2023年８月15日

中南米通貨、アルゼンチン大統領選予備選結果など受けて売りが優勢=メキシコペソ

　週末に実施されたアルゼンチン大統領選予備選挙は、独立系で極右自由主義とされるミレイ下院議員が予想外にトップとなった。同氏は中銀の廃止、経済のドル化などを主張している。この結果を受けてアルゼンチンペソが下落、さらにブラジルレアルなどの売りも誘っており、中南米通貨全般の重石となった。
　ドル全面高の動きもあり、ドルメキシコペソはNY朝の1ドル=16.96ペソから17.13ペソまでドル高ペソ安が一時進んだ。その後調整が入り17.05を挟んでの推移。
　ペソ円はドル円の上昇に8円54銭台を付けた後、ペソ売りの動きに8円50銭割れ。中南米夕方にかけての円安に8円53銭台への動き。
USDMXN　17.064　MXNJPY　8.529
（配信：みんかぶFx　2023/08/15（火） 07:05）

ドル人民元は6月30日の高値越え、昨年11月以来の高値圏＝中国人民元

　中国人民銀行による予想外の1年物貸出金利引き下げを受けて元安が進み、ドル人民元は6月30日に付けた今年の高値1ドル＝7.2680台を大きく抜けて7.2860台まで上値を伸ばしている。7.32台まで一時ドル高元安となった昨年11月以来の高値圏。オフショア人民元も同日付けた1ドル＝7.2857を超えて7.3120台を付けた。
USDCNY　7.2828
（配信：みんかぶFx　2023/8/15（火） 10:44）

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