【週間イベント】
4地域の今後１週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
5年に一度の中国共産党大会開催
▼新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
トルコ中銀政策金利 引き下げか
北米（米国・カナダ）
重要イベント
10/18◎米9月鉱工業生産
10/18◎カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
10/18◎ゴールドマン・サックス7-9月期決算
10/18◎ネットフリックス7-9月期決算
10/19◎カナダ9月消費者物価指数
10/19◎米地区連銀経済報告（ベージュブック）
10/19◎カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
10/19◎エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
10/19◎ブラード米セントルイス連銀総裁講演
10/19◎IBM7-9月期決算
10/19◎テスラ7-9月期決算
10/20☆米新規失業保険申請件数
10/20◎ジェファーソンFRB理事講演
10/20◎クックFRB理事講演
10/20◎ボウマンFRB理事講演
10/21◎カナダ8月小売売上高
10/21◎ウィリアムズNY連銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
7日の雇用統計や13日の消費者物価指数（CPI）を受けて、米連邦公開市場委員会（FOMC）は年内に政策金利を150bp（1.50％ポイント）引き上げるとの観測が高まっています。11月FOMCに向けたブラックアウト期間に入る直前のFRB高官らの発言に注目しましょう。
北米のイベント
欧州（ユーロ圏・英国）
重要イベント
10/17◎レーンECB専務理事講演
10/18☆独10月ZEW景況感調査
10/18◎ユーロ圏10月ZEW景況感調査
10/19☆英9月消費者物価指数
10/19◎ユーロ圏9月消費者物価指数・改定値
10/20◎EU首脳会議
10/21◎英9月小売売上高
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
ドイツやユーロ圏のZEW景況感調査にも注目ですが、それ以上に気になるのは大規模減税を巡り不安定化した英国の金融市場の動向です。英政府、英中銀（BOE）の動きに注目が集まりそうです。
欧州のイベント
アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
重要イベント
10/16☆中国共産党大会開幕
10/18☆NZ7-9月期消費者物価指数
10/18☆中国7-9月期GDP
10/18☆中国9月小売売上高
10/18☆中国9月鉱工業生産
10/20◎日本9月貿易統計
10/20☆豪9月雇用統計
10/21◎NZ9月貿易収支
10/21☆日本9月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
中国の景気減速に対する懸念がくすぶる中、18日の7-9月期国内総生産（GDP）の結果が注目されます。また、16日から始まる5年に一度の中国共産党大会で発表される見込みの経済政策などにも注目です。
アジア・オセアニアのイベント
新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
重要イベント
10/19◎南ア9月消費者物価指数
10/19◎南ア8月小売売上高
10/20◎トルコ中銀政策金利
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコ中銀は政策金利を12.00％から11.00％に引き下げると見られています。インフレが年率80％を超える中での利下げは通貨安圧力を高める可能性があるため注意が必要です。
新興国のイベント
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員神田 卓也（かんだ・たくや）
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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