▼USD/JPY 米国の物価指数に注目。インフレ加速が確認されればさらなる利上げ催促相場か。1ドル137円突破を予想。予想レンジは127.710〜142.680
▼EUR/USD ウクライナ・ロシア問題の長期化懸念などにより、リスクオフ継続を予想。予想レンジは1.0213〜1.0895
▼EUR/JPY 日銀が金融緩和長期化姿勢を示していることにより円安は継続か。予想レンジは138.090〜147.290
▼AUD/JPY 先週の豪中銀金融政策会合議事要旨でインフレ対策を明確化。上昇継続を予想。予想レンジは88.900〜98.810
▼GBP/JPY 3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは161.660〜170.170
▼ZAR/JPY 3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは8.110〜8.990
▼TRY/JPY 先週は陽線引けもトルコの政策や地政学リスクもあって上昇は限定的か。予想レンジは7.690〜8.300
▼MXN/JPY 3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは6.360〜7.260
USD/JPY
USD/JPY 週足の見通し:米国の物価指数に注目。インフレ加速が確認されればさらなる利上げ催促相場か。1ドル137円突破を予想。予想レンジは127.710〜142.680
・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定。ドル高トレンド加速
・先週のドル円週足は米長期金利上昇を背景に一時136円台に上昇
・今週は米国の物価指数に注目インフレ加速が確認されればさらなる利上げ催促相場か
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は7.487
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))127.710〜142.680
USD/JPY 日足の見通し:3本の移動平均線およびMACDも上昇継続を示唆
・先週のドル円日足は136円台突破もその後下落
・3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆
USD/JPY サマリー
・米国の物価指数に注目。インフレ加速が確認されればさらなる利上げ催促相場か。1ドル137円突破を予想。予想レンジは127.710〜142.680
EUR/USD
EUR/USD 週足の見通し:ウクライナ・ロシア問題の長期化懸念などにより、リスクオフ継続を予想。予想レンジは1.0213〜1.0895
・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドが継続
・先週のユーロドル週足は反発
・しかし依然としてウクライナ・ロシア情勢の先行きは見えず、下落トレンド継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.03409
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))1.02130〜1.08950
EUR/USD 日足の見通し:短期移動平均線をレジスタンスとして下落継続を予想
・先週のユーロドル日足は反発しているものの短期移動平均線を上抜けられず
・今週も下落トレンド継続を予想
EUR/USD サマリー
・ウクライナ・ロシア問題の長期化懸念などにより、リスクオフ継続を予想。予想レンジは1.0213〜1.0895
EUR/JPY
EUR/JPY 週足の見通し:日銀が金融緩和長期化姿勢を示していることにより円安は継続か。予想レンジは138.090〜147.290
・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足は円安が続伸し一時144円台突破
・今週は145円台を目指す可能性も
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.602
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))138.090〜147.290
EUR/JPY 日足の見通し:3本の移動平均線およびMACDも上昇継続を示唆
・先週のユーロ円日足は週中より下落したものの再度上昇
・今週も上昇継続を予想
EUR/JPY サマリー
・日銀が金融緩和長期化姿勢を示していることにより円安は継続か。予想レンジは138.090〜147.290
AUD/JPY
AUD/JPY 週足の見通し:先週の豪中銀金融政策会合議事要旨でインフレ対策を明確化。上昇継続を予想。予想レンジは88.900〜98.810
・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は小幅高
・ただし豪中銀はインフレ対策を明確にしており上昇トレンド継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.955
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))88.900〜98.810
AUD/JPY 日足の見通し:3本の移動平均線は上昇継続を示唆するものの、MACDがシグナルを下抜けしたら一服の兆しか
・先週の豪ドル円日足は一度短期移動平均線をデッドクロスするもののその後上抜け
・ただ、MACDがシグナルを下抜けしており一旦調整か
AUD/JPY サマリー
・先週の豪中銀金融政策会合議事要旨でインフレ対策を明確化。上昇継続を予想。予想レンジは88.900〜98.810
GBP/JPY
GBP/JPY 週足の見通し:3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは161.660〜170.170
・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ(変動幅)が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は小幅高
・3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.253
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))161.660〜170.170
GBP/JPY 日足の見通し:3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆
・先週のポンド円日足は+1σラインを上下しながら推移
・3本の移動平均線およびMACDは上昇トレンド継続を示唆
GBP/JPY サマリー
・3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは161.660〜170.170
ZAR/JPY
ZAR/JPY 週足の見通し:3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは8.110〜8.990
・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週の南アランド円週足は+1σラインをゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.438
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))8.110〜8.990
ZAR/JPY 日足の見通し:3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆
・先週の南アランド円日足は短期移動平均線をサポートとして堅調に推移
・今週も上昇トレンド継続を予想
ZAR/JPY サマリー
・3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは8.110〜8.990
TRY/JPY
TRY/JPY 週足の見通し:先週は陽線引けもトルコの政策や地政学リスクもあって上昇は限定的か。予想レンジは7.690〜8.300
・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は上昇するも短期移動平均線は抜けられず
・3本の移動平均線はMACDは下落を示唆
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.302
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))7.690〜8.300
TRY/JPY 日足の見通し:3本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆
・先週のトルコリラ円日足は短期移動平均線をゴールデンクロス
・ただし、3本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆しており、今週も下落を予想
TRY/JPY サマリー
・先週は陽線引けもトルコの政策や地政学リスクもあって上昇は限定的か。予想レンジは7.690〜8.300
MXN/JPY
MXN/JPY 週足の見通し:3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは6.360〜7.260
・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が算出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は+1σラインをサポートに上昇
・3本の移動平均線およびMACDは上昇トレンド継続を示唆
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.449
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))6.360〜7.260
MXN/JPY 日足の見通し:3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆
・先週のメキシコペソ円日足は+1σラインをゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想
MXN/JPY サマリー
・3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは6.360〜7.260
株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。