FX週間テクニカル分析 2022/06/06〜06/10の見通し米ドル円は日米金利差拡大を背景に上昇を予想。豪ドルも中国のロックダウン解除や政策金利利上げなどを背景に上昇を予想

USD/JPY

USD/JPY 週足の見通し：米国雇用統計が力強い結果となり、米ドル円は＋１σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは124.350〜137.280

・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定。ドル高トレンド加速
・先週のドル円週足は米国雇用統計が市場予想を上回る結果となり上昇
・今週も日米金利差を背景にドル高円安トレンド再開か
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は6.461
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）124.350〜137.280

USD/JPY 日足の見通し：短期移動平均線、＋１σラインをゴールデンクロスし買いサイン点灯

・先週のドル円日足は短期移動平均線、＋１σラインをゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想

USD/JPY サマリー

・米国雇用統計が力強い結果となり、米ドル円は＋１σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは124.350〜137.280

EUR/USD

EUR/USD 週足の見通し：ECBの利上げを背景としたユーロ買いも予想されるが、ロシア・ウクライナ問題の長期化懸念があり買いにくい状況か。予想レンジは1.0399〜1.1035

・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドが継続
・先週のユーロドル週足は横ばい
・今週はECB利上げを意識したユーロ買いも予想されるが地政学的リスクの問題もあり買いにくい状況か
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.03181
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）1.03990〜1.10350

EUR/USD 日足の見通し：短期移動平均線の下抜けを予想

・先週のユーロドル日足は短期移動平均線をサポートに横ばい
・今週は下抜けを予想

EUR/USD サマリー

・ECBの利上げを背景としたユーロ買いも予想されるが、ロシア・ウクライナ問題の長期化懸念があり買いにくい状況か。予想レンジは1.0399〜1.1035

EUR/JPY

EUR/JPY 週足の見通し：日米金利差拡大を背景とする円安によってユーロ円は上昇。予想レンジは136.320〜144.080

・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足は日米金利差を背景とする円安の効果もあってユーロ円は上昇
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は3.878
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）136.320〜144.080

EUR/JPY 日足の見通し：＋２σラインをゴールデンクロスし年初来高値更新。買いサイン点灯

・先週のユーロ円日足は＋２σラインをゴールデンクロスし年初来高値更新
・今週も上昇継続を予想

EUR/JPY サマリー

・日米金利差拡大を背景とする円安によってユーロ円は上昇。予想レンジは136.320〜144.080

AUD/JPY

AUD/JPY 週足の見通し：中国上海市のロックダウン解除によって市場心理は改善し豪ドル円は上昇。＋１σラインをゴールデンクロスし買いサイン点灯。予想レンジは89.420〜99.140

・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は中国上海市のロックダウン解除で買いサイン点灯
・今週は利上げが予想されておりさらなる上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.859
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）89.420〜99.140

AUD/JPY 日足の見通し：＋２σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯

・先週の豪ドル円日足は＋２σラインをゴールデンクロス
・今週も上昇トレンド継続を予想

AUD/JPY サマリー

・中国上海市のロックダウン解除によって市場心理は改善し豪ドル円は上昇。＋１σラインをゴールデンクロスし買いサイン点灯。予想レンジは89.420〜99.140

GBP/JPY

GBP/JPY 週足の見通し：＋１σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは159.050〜167.610

・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ（変動幅）が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は＋１σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.281
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）159.050〜167.610

GBP/JPY 日足の見通し：＋１σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯

・先週のポンド円日足は＋1σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想

GBP/JPY サマリー

・＋１σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは159.050〜167.610

ZAR/JPY

ZAR/JPY 週足の見通し：＋１σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは7.950〜8.870

・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週の南アランド円週足は＋1σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.461
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.950〜8.870

ZAR/JPY 日足の見通し：＋２σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯

・先週の南アランド円日足は＋2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週も上昇継続を予想

ZAR/JPY サマリー

・＋１σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは7.950〜8.870

TRY/JPY

TRY/JPY 週足の見通し：−1σラインをゴールデンクロスしたものの、3本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆。予想レンジは7.350〜8.470

・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は小幅高
・３本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆しており、今週も下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.563
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.350〜8.470

TRY/JPY 日足の見通し：−1σラインをゴールデンクロスしたものの、3本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆

・先週のトルコリラ円日足は−1σラインをゴールデンクロス
・ただし、3本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆しており、今週も下落を予想

TRY/JPY サマリー

・−1σラインをゴールデンクロスしたものの、3本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆。予想レンジは7.350〜8.470

MXN/JPY

MXN/JPY 週足の見通し：＋２σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは6.280〜7.100

・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が算出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は＋2σラインをゴールデンクロス
・今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.411
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）6.280〜7.100