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FX「ドル/円、4週ぶり安値で調整局面へ」 外為トゥデイ 2021年11月9日号

外為トゥデイ

目次

▼8日(月)の為替相場
(1):中国貿易黒字 過去最高を記録
(2):NYダウ平均 史上初の36500ドル台へ
(3):クラリダFRB副議長「利上げ検討はまだ先」

▼8日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:節目の113.00円を維持できるか

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

8日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20211109091637p:plain期間:8日(月)午前7時00分~9日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国貿易黒字 過去最高を記録

前日に発表された中国10月貿易収支統計で、輸出が予想以上(前年比+27.1%)の伸びを記録した事などから中国人民元が対ドルで上昇。豪ドルも連れ高となった。なお、中国の10月貿易黒字は845.4億ドルに上り過去最高を記録した。

(2):NYダウ平均 史上初の36500ドル台へ

NYダウ平均が史上初の36500ドル台に上伸するなど、インフラ投資法案の可決を好感して米国株が上昇。リスクオンのドル売りが優勢となりドル/円は113.00円台へと下落した。クロス円はストレートドルの上昇が支えとなり下値は堅かったが、ドル/円の下落が重しとなり上値は重かった。

(3):クラリダFRB副議長「利上げ検討はまだ先」

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は「ダイバーシティ(多様性)」がテーマの会議冒頭であいさつ。「長きにわたりジェンダー格差が米経済の生産能力を圧迫している」と指摘。「広範に及ぶ繁栄に誰もが貢献し、その恩恵を得る機会を持つようになって初めて米経済は最大の可能性を発揮することができる」と発言。なお、経済や金融政策に関する発言はなかった。なお、この日はクラリダFRB副議長がワシントンで金融政策について講演。「利上げを検討するのはまだずっと先だということは明らかだ」としつつも「FF金利の誘導目標を引き上げるために必要な条件は2022年末までに達成されると確信している」と述べた。

8日(月)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20211109084834p:plain

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:節目の113.00円を維持できるか

昨日のドル/円は、ほぼ4週間ぶりに113.08円前後まで下落。東京市場で113.67円前後へと強含む場面もあったが、NY市場では米国株の主要3指数が連日の最高値更新となる中、リスク・オンのドル売りに押されて下落した。前週末の米10月雇用統計後のドル売りの流れがこの日も継続した格好だ。

ドル/円は10月12日以来の安値を付けた事で、一旦調整局面に入る可能性がある。節目の113.00円を維持できるかが目先のポイントになりそうだ。仮に113.00円を割り込めば、9月安値(109.11円前後)から10月高値(114.70円前後)への上げ幅の38.2%押しにあたる112.56円前後まで下値余地が拡大しよう。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※時間は日本時間での表示になります。
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