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ドル・円は伸び悩みか、米当局者の慎重姿勢と小幅な円売りで

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、米当局者の慎重姿勢と小幅な円売りで」

 8日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い値動きか。各国中銀の引き締め観測後退で、ドル買い地合いの見通し。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が慎重姿勢ならドルを下押し。また、欧米株高を好感した円売りも小幅にとどまろう。

 前週末に発表された米雇用統計は堅調な内容となったが、労働参加率の低迷でFRBの引き締めを後押しできず、米10年債利回りは低下。それを受け、ユーロ・ドルは1.15ドル前半から後半に戻し、ドル・円は114円付近から113円前半に失速している。ただ、週明けアジア市場は米10年債利回りが持ち直し、ドル・円は国内勢の買いで113円半ばに回復。とはいえ、日経平均株価の軟調地合いを受けた円買いが主要通貨の戻りを抑えた。

 この後の海外市場では、金融政策がテーマとなる。市場では前週の英中銀金融政策委員会(MPC)での利上げ見送りの影響で、他の主要中銀の引き締め期待後退によりややドル買いに振れやすい展開となりそうだ。ただ、今晩のFRB当局者の討論会などで早期利上げへの思惑が弱まれば、金利安に振れドルを下押ししよう。一方、NY株式市場は強気相場を維持しているが、前週の円買いが警戒され、欧米株高を背景とした円売りは小幅にとどまる。

通貨別分析

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