誠に勝手ながら当社では、本年1月31日(金)をもちまして、フィスコ社提供の本レポート「朝刊ダイジェスト」ならびに「夕刊ダイジェスト」の配信を終了させていただくこととなりましたので、お知らせいたします。 日頃より同レポートをご利用のお客様におかれましては、本決定に伴いたいへんご不便をおかけいたしますが、なにとぞご理解ご了承を賜りますようお願い申し上げます。
欧米市場オープニングコメント
「ドル・円は伸び悩みか、米インフレにらみも政治圧力に警戒」
31日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米コアPCE価格指数が高止まりなら、インフレ圧力をにらみドル買い先行の見通し。ただ、今後の米トランプ政権による金融政策への圧力が警戒され、ドル買いは縮小しそうだ。
30日は欧州中銀(ECB)の追加利下げと今後の域内経済の不透明感で、ユーロ・ドルは1.0460ドル台に上昇後は反落し1.04ドルを割り込んだ。一方、米国内総生産(GDP)の予想外の鈍化でドル売りに振れたが米株高で円売りが強まり、ドル・円は153円70銭台から154円半ばに持ち直した。本日アジア市場は東京都区部のインフレ指標を受け日本銀行の利上げ時期が注目され、午前中は円買いにより153円台に弱含む場面もあった。この後の海外市場はドル買い地合いの継続を見極める展開。今晩発表の米コアPCE価格指数は前回から強い内容が予想され、インフレ再燃なら連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な政策方針を意識したドル買いが先行。一方、トランプ米大統領の政策運営も注視される。2月からメキシコやカナダへの関税引き上げる方針に変わりはなく、ドル買い材料になりやすい。ただ、FRBへの利下げ圧力が警戒され、一段のドル買いを抑制する。
通貨別分析
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