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「米8月CPIに注目」 外為トゥデイ 2021年9月14日号

外為トゥデイ

目次

▼13日(月)の為替相場
(1):独卸売物価は3カ月連続10%超え
(2):米株上昇でクロス円強含む

▼13日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:来週のFOMC控え、CPIに注目

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

13日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210914091912p:plain期間:13日(月)午前7時00分~14日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):独卸売物価は3カ月連続10%超え

独8月卸売物価指数は前年比+12.3%と3カ月連続で10%を超える高い伸びを記録した。なお、26日に総選挙を控えたドイツでは12日に次期首相候補のテレビ討論会が行われ、直後の世論調査で、中道左派・社会民主党(SPD)のショルツ財務相が「最も説得力があった登壇者」として41%の支持を集めた。メルケル首相が所属する保守与党・キリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)のラシェット党首の27%や環境政党・緑の党のベーアボック共同代表の25%を大きくリードした。

(2):米株上昇でクロス円強含む

S&P500が6営業日ぶりにプラス圏で取引を終えるなど米国株が上昇する中、クロス円が強含んだ。一方、ドル/円は円安とドル安の綱引きとなり110.00円前後で膠着した。

13日(月)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20210914080221p:plain

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

f:id:gaitamesk:20210914092315p:plain

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:来週のFOMC控え、CPIに注目

昨日のドル/円は110円ちょうどを挟んだもみ合いの展開となり、前日比0.1%未満の小幅高で取引を終えた。株高・原油高を背景に資源国通貨が強含んだ一方で、ドル、ユーロ、円のトップ3通貨はいずれも小動きだった。

本日は米8月消費者物価指数(CPI)の結果に市場の関心が集まっており、市場予想は前年比+5.3%となっている。前月(+5.4%)から小幅に伸びが鈍化する見込みだが、約13年ぶりの高水準で高止まりする見通しだ。先日の8月生産者物価指数(PPI)に続き、CPIも予想を上回る伸びとなれば、翌週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)が決まるとの思惑が高まるだろう。およそ109.50円から110.50円という狭いレンジでのもみ合い商状が続くドル/円相場がレンジをブレイクするきっかけとなるか米8月CPIの結果に注目したい。

注目の経済指標

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注目のイベント

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