2021年9月14日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。引き続き一方向へ抜け出す可能性にも注意。
ドル/円は小陽線を2手繋げて上値余地を探る動きが継続中ですが、個々の足が強いものではないので、110.30-40にある日足の抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要でしょう。但し110.50超えで終えれば日足の形状が改善して一段のドル上昇へ。さらに111.10-20の抵抗をクリアして終えた場合は“ドル強気”に変化して一段のドル上昇に繋がり易くなります。逆に、109.70-80に日足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで終えるか109.50割れを見た場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは109.80-90で軽く買って109.60で浅めに撤退するか、深い場合は109.40で撤退です。ドル売りは110.30-40まで引きつけて。損切りは110.70で撤退です。 日足の上値抵抗は110.30-40,110.80-90,111.10-20に、下値抵抗は109.70-80,109.10-20,108.70-80にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小陽線を繋げて上値トライの可能性に繋げていますが、上昇余力に欠けるものであることから、大幅続伸にも繋がり難いと見られます。買いは129.60-70で軽く押し目買い。損切りは129.20で浅めに一旦撤退です。売りは1日様子見か130.60-70まで引きつけて。損切りは131.10で撤退です。131.00超えで終えた場合は一段の上昇へ。逆に129円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。128円割れで終えた場合は “ユーロ弱気”に変化します。上値抵抗は130.20-30,130.60-70,130.90-00に、下値抵抗は129.60-70,129.10-20,128.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】:下値抵抗を守った状態。急伸にも繋がり難い。
ユーロ/ドルは寄せ線に近い形の足で終えていますが、下ヒゲがより長く、下値トライに失敗した形となりました。この反動で上値トライの動きが強まると見られます。強い上昇エネルギーも感じられないので1.1840-50の抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1.1780-90で押し目買い。損切りは1.1730で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1840-50,1.1880-90に、下値抵抗は1.1780-90,1.1740-50,1.1700-10にあります。1.1700割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。
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