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大口投資家の動向は?「ドル円、146円手前まで上昇も反落 円ネットロングは減少」【最新IMMポジション】2025/5/12

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットロングわずかに減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロングほぼ横ばい

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットロングわずかに減少】
5月6日時点で円のポジションは、ドルに対して約17.7万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングよりも、ショートの積み増し量が多かったことから、ネットロングは前週から約0.2万枚減少した。
期間中のドル/円相場は、日銀による追加利上げ観測が後退したことなどにより、一時145.93円前後まで上値を伸ばした。ただ、米国の関税政策による米景気先行き不安が根強く、その後は142円台まで押し戻された。
そうしたこともあってか、日銀の利上げ観測後退にも関わらず、投機筋の円先高観にほとんど変化はなかったようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロングほぼ横ばい】

5月6日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約7.6万枚の買い越し(ネットロング)。
ロング、ショートが同程度取り崩された結果、ネットロングは先週からほぼ横ばいとなった。
期間中のユーロ/ドル相場は、約2週間ぶりに1.12ドル台半ばまで下落する場面も見られたが、根強い米景気先行き不安もあり、1.13ドル台へと反発した。
ユーロを積極的に買い進める材料はないものの、米国の景気先行き不安もあることから、投機筋のユーロ先高観は維持されたようだ。


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IMMポジション


「為替チャート|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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