前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
29日、ベッセント米財務長官が「トランプ関税は、中国にとって耐えられない重荷」と発言するなど中国との溝が埋まっていないことを示唆したほか、レビット報道官が米アマゾンによる一部商品への関税表示検討を巡る報道で、「敵対的かつ政治的な行為」とけん制(後にアマゾンは本体サイトで計画したことはないとした)したため、リスクオフ的な円買いが進行。さらに、3月米卸売在庫や2月米ケース・シラー住宅価格指数、3月米JOLTS求人件数、4月米消費者信頼感指数が軒並み市場予想を下回り、ドル売りも進行して、ドル円はNY時間中盤に141.961円まで下落した。
NY終盤にかけては、トランプ大統領の就任100日記念演説を控える中、ラトニック米商務長官が「(相手国の)承認待ちの貿易協定がある」としたことで貿易摩擦への懸念が緩和、さらにはトランプ大統領が「国民の税負担を軽減する」と7月4日までの減税法案成立を公約として掲げたことから、米株の上げ幅が拡大し、ドル円は142.445円まで買い戻された。
本日アジア時間は、月末ゴトー日の実需フローでドル円は142円ミドルレベルまで買われるもその後は142円前半から半ばで方向感の乏しい展開となった。尚、トランプ大統領の就任100日記念演説では「歴代大統領の中で最も素晴らしい100日間のスタートだった」と自画自賛したほか、「私はFRB議長よりも知識がある」「FRB議長は良い仕事をしていない」と再びパウエル議長を攻撃したが、市場の反応は限定的だった。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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