【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 研究員 宇栄原宗平
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
RBAはタカ派スタンスを維持するか
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
メキシコ中銀、利下げ再開も
北米(米国・カナダ)
重要イベント
8/5☆米7月ISM非製造業景況指数
8/5◎デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
8/6◎米6月貿易収支
8/8☆米新規失業保険申請件数
8/8◎バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
8/9◎カナダ7月雇用統計
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「9月に利下げが検討される可能性がある」との認識を示しました。今後の利下げを巡り、5日の米7月ISM非製造業景況指数や8日の米新規失業保険申請件数が材料視されるでしょう。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
8/6◎ユーロ圏6月小売売上高
8/7◎独6月貿易収支
8/8◎独6月鉱工業生産
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
来週は、特段のイベントが予定されていません。そのため、ユーロ/円やポンド/円などのクロス円は世界的な株価動向を睨んだ展開となりそうです。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
8/5◎日銀金融政策決定会合議事録(6月13‐14日分)
8/5◎中国7月財新サービス業PMI
8/6◎日本6月現金給与総額
8/6☆RBA政策金利
8/7◎中国7月貿易収支
8/7◎NZ4-6月期就業者増減
8/7◎NZ4-6月期失業率
8/7◎外国為替平衡操作の実施状況(日次ベース4-6月)
8/8◎日本6月経常収支
8/8◎日本6月貿易収支
8/8☆日銀金融政策決定会合における主な意見(7月30-31日分)
8/9◎中国7月生産者物価指数
8/9☆中国7月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
豪4-6月期消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、市場では豪中銀(RBA)理事会が6日の理事会で政策金利を据え置くとの見方が大勢です。RBAが、声明などでタカ派スタンスを維持するのか注目しましょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
8/5◎トルコ7月消費者物価指数
8/8◎メキシコ7月消費者物価指数
8/8☆メキシコ中銀政策金利
8/9◎トルコ6月鉱工業生産
8/9◎メキシコ6月鉱工業生産
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
8日にメキシコ中銀が政策金利を発表します。市場では利下げを再開するとの観測も浮上しており、その前に発表される7月消費者物価指数の結果にもあわせて注目が集まります。
新興国のイベント
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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