東京市場オープニングコメント
「ドル・円は主に151円台で推移か、米長期金利伸び悩みでドルは上げ渋る可能性」
26日のドル・円は、東京市場では151円44銭から151円22銭まで下落。欧米市場では151円21銭から151円60銭まで反発し、151円56銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に151円台で推移か。米長期金利は伸び悩んでおり、ドルは上げ渋る可能性がある。
報道によると、米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は3月26日、イスラエルのガラント国防相と2日目の会談を行った。バイデン米政権が決議案に拒否権を行使しなかったことを受け、イスラエル政府は代表団によるワシントン訪問の中止を決めているが、会談の成果についてジャンピエール報道官は、「サリバン氏はイスラエルに対する米国の揺るぎない支援を確約」、「イスラエルが民間人の犠牲を防ぐために可能な限りのことを行い、可能な限り戦略的に的を絞った作戦を実施することが重要になる」と語った。市場参加者の間からは「イスラエルへの米国の対応が変わったのは米大統領選挙を控えた国内政治環境への不安が高まっていることが要因」との声が聞かれている。一部の市場参加者は「米国の政治環境が改善しない場合、米国株式やドル相場は圧迫される可能性がある」と警戒している。
《午前8時現在》 ドル・円: 150.80円-152.00円 150円台後半でドル買い興味
ユーロ・円: 163.30円-164.50円 163円台前半でユーロ買い興味
豪ドル・円: 98.30円-99.50円 98円台前半で豪ドル買い興味
通貨別分析
■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所大阪取引所日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。
■"JASDAQ INDEX" の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。
■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコが作成表示したものですが、その内容および情報の正確性、完全性、適時性について、フィスコは保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
■本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告無く変更する場合があります。
■本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はフィスコに帰属し、事前にフィスコへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布譲渡することは堅く禁じられています。
■フィスコが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
■本資料に掲載される株式、投資信託、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
■本資料は、本資料により投資された資金がその価値を維持または増大することを保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客さまに何らかの損害が発生した場合でも、フィスコは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
■フィスコおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
■投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客さまご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください。
株式会社フィスコ