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今週のFXテクニカル分析見通し 2023/05/29〜06/02 米国債の債務不履行が避けられる可能性が高まりリスクオンのドル高継続か。雇用統計が良ければ6月の利上げ期待が高まるか

▼USD/JPY 米国債の債務不履行が避けられる可能性が高まりリスクオンのドル高を予想。また、雇用統計が良ければ6月の利上げ期待が高まるか。予想レンジは137.670〜143.510
▼EUR/USD 中期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは1.0575〜1.0876
▼EUR/JPY +2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは147.370〜154.220
▼AUD/JPY +1σラインを一度ゴールデンクロス。今週も上昇を予想。予想レンジは90.150〜93.140
▼GBP/JPY +2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは168.950〜178.250
▼ZAR/JPY 一度、−1σラインをゴールデンクロス。今週も上抜けを目指す展開か。予想レンジは6.930〜7.380
▼TRY/JPY 短期移動平均線をゴールデンクロスするも、3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成。予想レンジは6.880〜7.190
▼MXN/JPY +2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは7.630〜8.320

USD/JPY

USD/JPY 週足の見通し:米国債の債務不履行が避けられる可能性が高まりリスクオンのドル高を予想。また、雇用統計が良ければ6月の利上げ期待が高まるか。予想レンジは137.670〜143.510

USD/JPY 週足の見通し

USD/JPY 週足の見通し

 

・長期的に下落基調だったが2021年1月よりバイデン政権になって反発
・2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定。ドル高トレンド加速
・先週のドル円週足はFRB関係者の利上げの必要性に関する発言を背景に上昇し、+2σラインをゴールデンクロス
・今週は雇用統計が良ければ6月の利上げ期待が高まりさらなる上昇か
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は2.923
・変動係数は2.19%
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))137.670〜143.510

USD/JPY 日足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯

USD/JPY 日足の見通し

USD/JPY 日足の見通し

 

・先週のドル円日足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想

USD/JPY サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・米国債の債務不履行が避けられる可能性が高まりリスクオンのドル高を予想。また、雇用統計が良ければ6月の利上げ期待が高まるか。予想レンジは137.670〜143.510
・変動係数は2.19%

メインシナリオ

・エントリーポイント:+1σラインを再度上抜けするタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+2σラインとのゴールデンクロス

リスクシナリオ

・撤退ポイント:短期移動平均線とのデッドクロス

EUR/USD

EUR/USD 週足の見通し:中期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは1.0575〜1.0876

EUR/USD 週足の見通し

EUR/USD 週足の見通し

 

・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドだったが2022年9月より反発
・先週のユーロドル週足は中期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週は下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.01507
・変動係数は1.4%
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))1.05750〜1.08760

EUR/USD 日足の見通し:−2σラインに沿って続落。長期移動平均線のデッドクロスを試す展開か

EUR/USD 日足の見通し

EUR/USD 日足の見通し

 

・先週のユーロドル日足は−2σラインに沿って続落
・今週は長期移動平均線のデッドクロスを試す展開か

EUR/USD サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・中期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは1.058〜1.088
・変動係数は1.4%

メインシナリオ(日足チャートでの分析)

・エントリーポイント:−1σラインを再度下抜けするタイミングで売りエントリー
・エグジットポイント:−2σラインとのデッドクロス

リスクシナリオ(日足チャートでの分析)

・撤退ポイント:短期移動平均線とのゴールデンクロス

EUR/JPY

EUR/JPY 週足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは147.370〜154.220

EUR/JPY 週足の見通し

EUR/JPY 週足の見通し

 

・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は3.422
・変動係数は2.38%
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))147.370〜154.220

EUR/JPY 日足の見通し:+1σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯

EUR/JPY 日足の見通し

EUR/JPY 日足の見通し

 

・先週のユーロ円日足は+1σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想

EUR/JPY サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは147.370〜154.220
・変動係数は2.38%

メインシナリオ

・エントリーポイント:+1σラインを再度ゴールデンクロスしたタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+2σラインとのゴールデンクロス

リスクシナリオ

・撤退ポイント:短期移動平均線とのデッドクロス

AUD/JPY

AUD/JPY 週足の見通し:+1σラインを一度ゴールデンクロス。今週も上昇を予想。予想レンジは90.150〜93.140

AUD/JPY 週足の見通し

AUD/JPY 週足の見通し

 

・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は+σラインを一旦ゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は1.495
・変動係数は1.65%
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))90.150〜93.140

AUD/JPY 日足の見通し:短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。買いサイン点灯

AUD/JPY 日足の見通し

AUD/JPY 日足の見通し

 

・先週の豪ドル円日足は短期移動平均線が中期線をゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想

AUD/JPY サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・+1σラインを一度ゴールデンクロス。今週も上昇を予想。予想レンジは90.150〜93.140
・変動係数は1.65%

メインシナリオ

・エントリーポイント:+1σラインをゴールデンクロスするタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+2σラインとのゴールデンクロス

リスクシナリオ

・撤退ポイント:短期移動平均線とのデッドクロス

GBP/JPY

GBP/JPY 週足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは168.950〜178.250

GBP/JPY 週足の見通し

GBP/JPY 週足の見通し

 

・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ(変動幅)が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.651
・変動係数は2.84%
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))168.950〜178.250

GBP/JPY 日足の見通し:+1σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯

GBP/JPY 日足の見通し

GBP/JPY 日足の見通し

 

・先週のポンド円日足は+1σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想

GBP/JPY サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは168.950〜178.250
・変動係数は2.84%

メインシナリオ

・エントリーポイント:+1σラインを再度ゴールデンクロスするタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:+2σラインとのゴールデンクロス

リスクシナリオ

・撤退ポイント:短期移動平均線とのデッドクロス

ZAR/JPY

ZAR/JPY 週足の見通し:一度、−1σラインをゴールデンクロス。今週も上抜けを目指す展開か。予想レンジは6.930〜7.380

ZAR/JPY 週足の見通し

ZAR/JPY 週足の見通し

 

・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週の南アランド円週足は
・MACDは
・今週は
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.225
・変動係数は3.02%
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))6.930〜7.380

ZAR/JPY 日足の見通し:一度、−1σラインをゴールデンクロス。今週も上抜けを目指す展開か

ZAR/JPY 日足の見通し

ZAR/JPY 日足の見通し

 

・先週の南アランド円日足は一度短期移動平均線をゴールデンクロスした後下落
・今週も短期移動平均線の上抜けを目指すと予想

ZAR/JPY サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・一度、−1σラインをゴールデンクロス。今週も上抜けを目指す展開か。予想レンジは6.930〜7.380
・変動係数は3.02%

メインシナリオ

・エントリーポイント:−1σラインを再度上抜けるタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:短期移動平均線とのゴールデンクロス

リスクシナリオ

・撤退ポイント:−1σラインとのデッドクロス

TRY/JPY

TRY/JPY 週足の見通し:短期移動平均線をゴールデンクロスするも、3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成。予想レンジは6.880〜7.190

TRY/JPY 週足の見通し

TRY/JPY 週足の見通し

 

・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は短期移動平均線をゴールデンクロスするも3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダー
・今週は下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.155
・変動係数は2.21%
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))6.880〜7.190

TRY/JPY 日足の見通し:中期移動平均線をゴールデンクロスするも、3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成

TRY/JPY 日足の見通し

TRY/JPY 日足の見通し

 

・先週のトルコリラ円日足は中期移動平均線をゴールデンクロスするも、3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダー
・今週は下落を予想

TRY/JPY サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・短期移動平均線をゴールデンクロスするも、3本の移動平均線は弱気のパーフェクトオーダーを形成。予想レンジは6.880〜7.190
・変動係数は2.21%

メインシナリオ

・エントリーポイント:中期移動平均線をデッドクロスするタイミングで売りエントリー
・エグジットポイント:短期移動平均線とのデッドクロス

リスクシナリオ

・撤退ポイント:+2σラインとのゴールデンクロス

MXN/JPY

MXN/JPY 週足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは7.630〜8.320

MXN/JPY 週足の見通し

MXN/JPY 週足の見通し

 

・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が産出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.346
・変動係数は4.8%
・今週の予想レンジ(終値±週足終値のσ(26))7.630〜8.320

MXN/JPY 日足の見通し:+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯

MXN/JPY 日足の見通し

MXN/JPY 日足の見通し

 

・先週のメキシコペソ円日足は+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯
・今週は上昇を予想

MXN/JPY サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・+2σラインをゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは7.630〜8.320
・変動係数は4.8%

メインシナリオ

・エントリーポイント:+1σラインを再度ゴールデンクロスするタイミングで買いエントリー
・エグジットポイント:変動係数である4.8%程度の上昇までホールド

リスクシナリオ

・撤退ポイント:短期移動平均線とのデッドクロス

 

※外為どっとコムのFX口座「外貨ネクストネオ」よりチャートを参照しています。

 

岩田仙吉(いわたせんきち)氏
株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。