【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
目次
▼北米(米国・カナダ)
迫る米債務上限「Xデー」交渉の行方は?
▼欧州(ユーロ圏・英国)
ECB利上げの終着点に近づいた?総裁発言に注目
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
豪指標結果が追加利上げを巡る思惑左右
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
トルコ大統領選でリラの行方は!?15日のマド空けには警戒
北米(米国・カナダ)
重要イベント
5/15◎米5月ニューヨーク連銀製造業景気指数
5/15◎カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
5/16◎カナダ4月消費者物価指数
5/16☆米4月小売売上高
5/16☆米4月鉱工業生産
5/18☆米新規失業保険申請件数
5/19◎カナダ3月小売売上高
5/19◎ウィリアムズ米NY連銀総裁講演
5/19☆パウエルFRB議長講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
日時未定のためスケジュール表にはありませんが、ホワイトハウスによれば「週内の早い段階で」バイデン米大統領と共和党のマッカーシー下院議長が債務上限問題について会談を行う予定です。Xデーとされる6月1日まで残り時間が少なくなる中、交渉の行方が注目されそうです。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
5/15◎ユーロ圏3月鉱工業生産
5/15◎ユーロ圏財務相会合
5/16◎英4月雇用統計
5/16☆独5月ZEW景況感調査
5/16◎EU財務相理事会
5/16◎ユーロ圏5月ZEW景況感調査
5/16◎ユーロ圏10-12月期GDP・改定値
5/17◎ユーロ圏4月消費者物価指数・改定値
5/19☆ラガルドECB総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
足元のユーロの軟調推移は欧州中銀(ECB)の利上げの終着点が見え始めたことが背景かもしれません。19日のラガルドECB総裁の発言に注目です。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
5/16☆RBA議事録
5/16☆中国4月小売売上高
5/16☆中国4月鉱工業生産
5/17☆日本1-3月期GDP・速報値
5/17☆豪1-3月期賃金指数
5/18◎NZ1-3月期卸売物価指数
5/18☆豪4月雇用統計
5/19◎NZ4月貿易収支
5/19☆日本4月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
豪州では豪中銀(RBA)が金融政策を判断する上で重要視すると見られる1-3月期賃金指数と4月雇用統計が発表されます。これらの結果が6月の追加利上げを巡る思惑を左右することになるでしょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
5/14☆トルコ大統領選挙・議会選挙
5/17◎南ア3月小売売上高
5/18☆メキシコ中銀政策金利
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコの大統領選挙は日本時間15日午前5時59分に暫定結果が伝えられる予定のため、月曜オープン時の「マド空け」に注意が必要でしょう。そのほか、18日のメキシコ中銀の決定に注目です。市場では、16会合連続の利上げを予想する向きとインフレが鈍化基調のため利上げを見送るとの見方が交錯しています。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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