前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
11日の欧州・NY時間、米地銀パックウェストの預金減少を受け金融システムリスクが再燃、ダウ先物の下落や米長期金利の低下とともに円買い・ドル売りが先行。その後、「米連邦預金保険公社(FDIC)が預金保険基金に関する発表を本日行う予定」とのヘッドラインでドル円は134.617円まで急騰した。
ただ、米4月卸売物価指数が前年比で3月から鈍化したほか、新規失業保険申請件数も悪化しFRBの利上げ停止観測が強まりドル売りが加速し、ドル円は133.742円まで下落した。売り一巡後はミネアポリス連銀のカシュカリ総裁のタカ派発言、BOEの利上げ停止観測を受けたポンド売りの相対的な動き、さらにNYダウが一時400ドル超下落したことによるリスク・オフのドル買いから、ドル円はNY時間終盤に134.591円まで上昇した。
本日アジア時間は、明確な方向感がない中、日経平均の大幅高も支えにドル円は134.60円レベルでもみ合う展開となった。
イエレン米財務長官が、デフォルトに陥るXデーと警告した6月1日が近づく中で、本日予定されていた、バイデン米大統領とマッカーシー下院議長などの議会指導部による債務上限引き上げ協議は来週へ延期された。延期理由はデフォルトを回避するための合意に向けたスタッフレベルの交渉が進展していること。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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